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“試合中帰宅騒動”で物議を醸すC・ロナウドに名将カペッロが助言「上手くいかない時こそ、王者であれ!」

11/13(水) 12:00配信

SOCCER DIGEST Web

カペッロが考えるC・ロナウドの問題点とは?

 ユベントスの大黒柱クリスチアーノ・ロナウドが見せた振る舞いが波紋を広げている。

 問題となっているのは、現地時間11月10日、ユベントスが途中出場のパウロ・ディバラの一撃で1-0と勝利したミラン戦(セリエA第12節)での行動だ。

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 55分にそのディバラとの交代を命じられたC・ロナウドは、明らかに不満げな表情を浮かべ、両手を上げて腹を立てる素振りを見せると、指揮官のマウリツィオ・サッリと何か言葉を交わしてからロッカールームへ直行。一部の現地報道ではそのまま、家路についたとも言われている。

 11月に入ってから公式戦3試合連続でノーゴールが続いているだけに、相当にフラストレーションを溜め込んでいたのは想像に難くない。だが、大スターの指揮官への造反とも取られかねない振る舞いには、非難の声も上がっている。

 そうしたなかで、C・ロナウドに助言をした人物がいる。ユーベでも指揮官を執った経験のある、イタリアが誇る名伯楽ファビオ・カペッロだ。

 この日、伊衛星放送『Sky Sports』でコメンテーターを務めていたカペッロは、「気に入らない。良くないね」とポルトガル代表FWに苦言を呈した。

「サッリが交代させる選択をしたのは正しかったと思う。その決断には正直さが必要だったが、それを行使した。ロナウドがベンチに座らず、サッリに対していくつかの悪い言葉を吐いたという事実は、決して美しいものにはなり得ない」

 さらにカペッロは、現在のC・ロナウドが一昔前の姿とは違うことも指摘している。

「実際のところ、ロナウドはここ3年の間にドリブルで相手を抜いていない。少なくとも私は見ていない。私はリーガの解説をしたことがあるが、あの頃の彼はいつもドリブルでフェイントをかけて相手を置き去りにしていた。

 言うまでもなく、彼はエリア内において、誰よりも卓越したスーパーな王者だ。しかし、ディバラやドグラス・コスタが見せたような狭いスペースから凄まじいゴールを挙げるというのは、今のロナウドにできないだろう」

 かつてズラタン・イブラヒモビッチやアントニオ・カッサーノといった独善的なスターたちを手なずけてきたイタリア人指揮官は、「もし、私がサッリだったら、ドレッシングルームで彼と話をする。『もっと周りに敬意を払え』とね」と厳しい言葉をC・ロナウドに投げかけたうえで、不調のエースにアドバイスを送った。

「去り際も王者であるべきだ。たとえ物事が上手くいっておらず、交代を命じられたとしても、だ。今のロナウドは、本来の彼ではない。これまで見せてきたようなスピードやダイナミックさがなく、特にフィジカル面において回復しなければならないだろう」

 はたして、物議を醸す振る舞いを見せてしまったC・ロナウドに、カペッロの助言は届くだろうか。

構成●サッカーダイジェストWeb編集部

最終更新:11/13(水) 12:00
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