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サイゼリヤは高級食材と高級調味料の宝庫 本格イタリアンを楽しむ“裏ワザ”を紹介

11/13(水) 11:00配信

デイリー新潮

 人気飲食チェーンの中で、最もコストパフォーマンスが高いといわれているサイゼリヤ。安かろうまずかろうというイメージがあるためか、デートでは使えないなんて声もある。ところが意外や意外、低価格のメニューには、じつは高級な食材や調味料がいくつも使われているという。それらをアレンジすれば、本格的イタリア料理に生まれ変わるというのだ。

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 サイゼリヤは、全国に1085店(2018年8月)を展開し、ファミレスチェーンではガストに次いで業界2位だ。老舗のロイヤルホストやデニーズなどを大きく引き離している。客単価は730円と、平均的ファミレスの客単価約1000円よりもかなり低い。なにしろ、一番人気のミラノ風ドリアが299円、マルゲリータピザが399円、パルマ風スパゲッティが399円、グラスワインは100円といった按配だ。

「実はサイゼリヤは、料理の専門家から見るとかなり評価が高い店なんですよ」

 と語るのは、11月2日に『人気飲食チェーンの本当のスゴさがわかる本』を出版した稲田俊輔氏である。同氏は関東や東海を中心に和食店、ビストロ、インド料理など、飲食店25店舗を経営する円相フードサービスの専務取締役。全店のメニューを監修、レシピを開発し、インド料理店の総料理長も務める。『人気飲食チェーン~』は、サイゼリヤをはじめ、人気飲食チェーンは素晴らしいコンテンツの宝庫であることを紹介している。

「サイゼリヤには、無料の調味料コーナーに様々な調味料が用意されていますが、実際に使っている人はそう多くはいません。具体的には、まずオリーブオイル。ナポリの老舗メーカーと提携して直輸入されたそれは、香りの豊かさ、スパイシーさを感じる風味、さらりとした口当たりで、これがただで自由に使えるなんて他のファミレスでは考えられません。それから、最近、置かれるようになった粉チーズのグランモラビア。以前の粉チーズは大衆的な店でよく見かける紙筒入りのものでしたが、それとグランモラビアを比べると、たとえて言えば、インスタントコーヒーとドリップコーヒーくらいの差になります。熟成感のある硬質チーズならではの深い旨みとフレッシュな風味があります。もし、ただ茹でただけのパスタを注文することができるのなら、このオリーブオイルをたっぷりとかけ回し、グランモラビアもたっぷり振りかけて、調味料コーナーにあるブラックペーパーをガリリとひくだけで、絶品のパスタになります。以前、このことをブログに書いたことがあるのですが、実際にサイゼリヤでこの絶品パスタを作った方がいましたよ」

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最終更新:11/13(水) 11:00
デイリー新潮

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