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「小池都知事」再選の追い風に?「都議会のドン後継者」に“豪華景品”の公選法違反疑惑

11/13(水) 16:59配信

デイリー新潮

 小池百合子都知事は来年7月30日に任期満了を迎える。同月24日に開幕する東京五輪の“熱”によって、引き続き都知事の座を守るという見方は根強い。一方、小池憎しの自民党東京都連はこれを阻止すべく、強力な対抗馬を検討中。ところが、その先頭に立つ都連幹事長には、金がらみの疑惑が浮上している。

【写真】「違法寄付」疑惑の景品

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 小池都知事によって“悪者”に仕立て上げられ、あえなく敗れ去った「都議会のドン」こと内田茂・自民党東京都連前幹事長(80)。とはいえ今なおその影響力を都連に及ぼし、今月19日には大規模な政治資金パーティーを開催予定と、ドン健在である。そんな内田氏の後継として幹事長に就いたのが、高島直樹都議だった。

「高島都議は例年、『高島なおき新春の集い』や『高島なおき杯ゴルフ大会』といった会を催しています」

 と、疑惑を解説するのは都政関係者。コンペは参加費9000円、そして新春の集いは会費1万円が設定されていて、

「そこで“大抽選会”を行い、支援者に大型テレビや自転車などの豪華な景品をバラ撒いている。ゴルフコンペでもやはりテレビなどの景品を配っています」

 その様子は写真とともに高島都議のHPで公開されていて、今年の新春の集いではシャープの大型テレビ「AQUOS」、ゴルフコンペではパナソニックの「VIERA」が景品だったことが確認できる。

 過去の収支報告書によると、景品の購入先は「ヤマダ電機」だった。同店の価格に照らせば、AQUOSは税込3万8306円、VIERAは税込4万9293円だ。政治資金問題に詳しい神戸学院大学教授の上脇博之氏は、公選法が禁じる“違法な寄付”に当たる可能性を指摘する。

「1万円程度の会費で3万円から5万円の景品をその選挙区の人がもらっているとなれば、有権者が“得”をしているわけです」

 当の高島都議はなんと答えるか。

「これは検討すべき課題だね。選管(選挙管理委員会)にも聞いてみます。長年やってきたから……確認とるね。ごめんね」

 あっけなく白旗を掲げたのである。この疑惑が議会で追及されることになれば、優位に立つ小池都知事のさらなる追い風になりそうだ。11月14日発売の週刊新潮では萩生田光一・文科相の違法献金疑惑とともに特集する。

「週刊新潮」2019年11月21日号 掲載

新潮社

最終更新:11/13(水) 16:59
デイリー新潮

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