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角田陽一郎×「大人計画」主宰・松尾スズキ「最新作は"寝取られ愛"全開のお行儀の悪い作品」

11/13(水) 6:10配信

週プレNEWS

『さんまのスーパーからくりTV』『中居正広の金曜日のスマたちへ』など、数多くの人気番組を手がけてきたバラエティプロデューサー角田陽一郎氏が聞き手となり、著名人の映画体験をひもとく『週刊プレイボーイ』の連載『角田陽一郎のMoving Movies~その映画が人生を動かす~』。

【画像】松尾スズキの人生を動かした映画

先週に引き続き、公開中の『108~海馬五郎の復讐と冒険~』で監督・脚本・主演を務める松尾スズキさんにお話を伺いました。

* * *

――洋画で好きな作品はあります?

松尾 モンティ・パイソンは芝居を始めた頃、宮沢章夫さんとかケラ(リーノ・サンドロヴィッチ)さんとかに薦められて見て、めっちゃ面白かったんです。でも影響を受けたわけではないんだよね。自分がそれをまねしようとするとうまくいかないというか。ああいうナンセンスが自分の中にはなかった。

――大人計画のテイストとは違いますもんね。

松尾 ちょうどその頃、ジョン・ウォーターズ監督の『ピンク・フラミンゴ』(72年)を見たら、「あんなきったねえことを面白がってやってる外国人がいるんだ」って衝撃を受けて。そこで、俺にはジョン・ウォーターズ的な笑いのほうが合うんだなって感じたんですよ。それに気づいてから、自分で書いた芝居でもちゃんと笑いが取れるようになりましたね。

――それって何歳頃の話ですか?

松尾 見たのは27歳から29歳くらいで、大人計画が始まった後ですね。当時の小劇場は悪趣味なものがはやっていて、どっちかというと俺はそっち系なんだろうなって。



――現在公開中の監督・脚本・主演作『108~海馬五郎の復讐(ふくしゅう)と冒険~』について伺います。妻の不倫に激高した男が復讐のために108人の女性を抱く旅に出る物語ですが、「狂った夫婦関係を修正する方法が狂っている」というのが実に面白いなと。

ちなみに、なぜ108かというと、妻がSNSに上げた浮気投稿に108の「いいね!」がついたから、という(笑)。

松尾 面白いし、間違っていますよね(笑)。でも、今回の映画は俺の中では割と王道系かなって思っていて。シンプルに「女を抱く旅」に出るわけだから。

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最終更新:11/13(水) 6:10
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