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F1第20戦ブラジルGP開幕、勝敗を分けるポイントはどこか。ホンダに勝算はあるのか?

11/14(木) 18:04配信

Webモーターマガジン

予想の難しいグランプリ、今年もなにかが起きる?

2019年11月15日、F1第20戦ブラジルGPがサンパウロ郊外のインテルラゴス・サーキットで開幕する。チャンピオン争いは決したが、だからこそドライバー同士の純粋な激しい戦いが見られそうだ。

【写真】コース図やタイヤ選択表、昨年の決勝シーンなどを見る

ブラジルGPが行われるインテルラゴス・サーキット(正式名称はアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェ)は、インテル(=インター)=間、ラゴス=湖という言葉が示すとおり、サンパウロ近郊のふたつの人工湖のほとりにある。正式名称のアウトドローモ・ホセ・カルロス・パーチェは、ブラジル出身のF1ドライバー、ホセ・カルロス・パーチェに由来する。

1940年にオープン、F1初開催は1972年と設計が古いこともあり、コース幅が狭く、遅いマシンに引っかかるとタイムのロスとなる。一周約4kmとコースは短く完全な直線部分は短いが、13コーナーから1コーナーまでの緩くコーナリングする「ロングストレート」(F1マシンではスロットル全開となる)が名物コーナーとなっている。最大のオーバーテイクポイントはその「ロングストレート」終わりにある1コーナー。ここは丘の頂点になっており、コースオフするクルマも多い。変わりやすい局地的天候もやっかいで、これまで多くの劇的なレースが展開されてきた。標高は800mと高いが、メキシコGPに比べればマシンへの影響は少ない。

純粋な直線部分は少ないが、アップダウンがありパワーも要求されるコースレイアウトで、パワーと効率、ドライバビリティをどうバランスさせていくかがこのサーキットでのポイントとなる。

ちなみに、昨年2018年のブラジルGPはメルセデスAMGのルイス・ハミルトンがポールトゥウインで優勝を飾っている。5番手からスタートしたレッドブルのマックス・フェルスタッペンが40周目にハミルトンをパスしてトップに立ったが、44周めのターン1で周回遅れのエステバン・オコン(フォースインディア)と接触してコースオフ、勝利をほぼ手中に収めながら、マシンを痛めて2位に終わった。トロロッソ・ホンダのブレンドン・ハートレーは11位、ピエール・ガスリーは13位だった。

タイヤを供給するピレリは、ブラジルGP開幕にあたって「この時期のインテルラゴス・サーキットの気候は変わりやすいことで知られています。過去には、シーズンで最も高い路面温度を記録したこともありますし、集中豪雨もありました。アスファルトは2014年に全面的に再舗装され、路面の粗さはほぼ平均的なものになりました。この反時計回りのサーキットでは右前のタイヤに負担がかかります。昨年はルイス・ハミルトンはスーパーソフトでスタートしミディアムに交換、このワンストップが勝利戦略となりました。しかし、多くのバリエーションがあり、いくつかの異なる戦術的アプローチが見られました。また全長が短いサーキットは多くの追い越しが発生することを意味し、これもタイヤに負担をかけることなります。これに変動する天候とセーフティカーの可能性も加味すると、予測できない週末になる傾向があります」と分析している。

例年チャンピオン決定の舞台となることが多いブラジルGPだが、今年はドライバーズチャンピオンもコンストラクターズチャンピオンもすでに決定済み。しかし、2位、3位争いは激しく、とくに、シャルル・ルクレール、マックス・フェルスタッペン、セバスチャン・ヴェッテルが繰り広げるであろうバトルは興味深い。

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最終更新:11/14(木) 18:04
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