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日本人は、ここから「多拠点生活」をすべきワケ

11/14(木) 8:01配信

現代ビジネス

1つの場所にとらわれない「新しい生き方」

 近年、「多拠点生活」という言葉を聞くことが増えました。

 みなさんは「多拠点」と聞いてどんなイメージを抱くでしょうか? 最も想像しやすいのは、自宅とは別に部屋を借りるなどして拠点を2つ持つ「デュアルライフ」かもしれません。

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 このほかにも、多拠点にはさまざまな形があります。

 拠点を持たずに日々いろいろな場所で過ごす生活も多拠点ですし、休みのたびに旅に出る生き方もある意味では多拠点生活といえるでしょう。

 また、東京などを主な拠点としながらいくつかの地方に拠点を持ち、回遊するようなパターンもあります。

 いずれにしても、1つの地域や場所にとらわれてほとんどその中でだけ活動していく生活ではなく、地域間を移動したり、主な拠点とは異なる地域と関係性を持ったりすることが、広い意味での多拠点生活ではないかと思います。

 私が代表を務めるレオス・キャピタルワークスにも、多拠点生活を送っている社員がいます。社長秘書兼広報のSさんです。

「ちょっと変わった人」なのか…?

 彼女は大学生のころから15年以上にわたって趣味で日本全国の滝めぐりを続けており、「滝ガール」として滝の魅力を伝える活動もしています。

 岐阜、和歌山や三重など、滝が多くあるエリアにはだんだんと縁ができているようで、年に何回も訪問しながら、その様子を自身のブログやSNSでレポートしています。

 さらに、滝を案内するイベントを開催したり、メディアで滝に関するコラムを執筆したり、その活動は多彩です。日ごろの「滝ガール」としての彼女の情熱を知っている人からすれば、本業が「滝ガール」のように見えるほどですが、実際はレオスの社員として仕事をしながら、休暇をうまく使って滝ガール活動に勤しんでいるのです。

 「Sさんのような生活も多拠点と呼ぶの?」と疑問に思う人もいるかもしれません。

 確かに、これまでにも彼女のような生活を送っていた人たちはいました。

 アイドルの「追っかけ」と呼ばれる人たちや、あちこちに足を運んでラグビーやサッカーなどの試合を観る人たちのように、趣味がこうじて全国各地のイベントを回る人たちです。

 しかしそういった人は従来、「ちょっと変わった人」と見られていたように思います。

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最終更新:11/14(木) 8:01
現代ビジネス

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