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<Inter BEE>デルタ電子、8K DLPプロジェクター「INSIGHT Laser 8K」に輝度向上モデル/Insta360の“投げるカメラ”も

11/14(木) 11:00配信

PHILE WEB

11月13日から15日の3日間、Inter BEE 2019(2019年国際放送機器展)が幕張メッセにて開催されている。本稿ではデルタ電子をはじめとして、ブラックマジックデザイン、Insta360などのブースをレポートする。

デルタ電子では、“世界初のDLP 8Kプロジェクター” として2018年に発表した「INSIGHT Laser 8K」の新モデルとして、輝度を従来の25,000lmから37,000lmへと高めたモデルを参考出展。

3チップDLP方式で解像度は8K(7,680×4,320)、同サイズの筐体を用いるなど従来の仕様を継承。光源はこれまでのデュアルレーザーにREDレーザーを追加することで、色再現性を向上させたという。

HDRはHLGとPQ(HDR10)に対応。インターフェースはDisplayPort1.4×2、12G-SDI×4、3G-SDI×16に加えて、新たにHDMI 2.0×4を備える。担当者によると、発売日や価格ともに未定とのこと。また位置づけとしては上位モデルではなく後継機で、「いずれ置き換える形になるのでは」と話していた。なお、従来モデルは予想実売価格4,000万円前後となっている。

同じエリアにブースを構えたアストロデザインは、同社4K/8K対応製品を用いた様々な提案で4K/8Kの活用法にアプローチ。他の企業と協力する形で展示を実施した。

8Kについては、同社の8K技術にQoncept社の映像トラッキング技術「Baseboy」を組み合わせたシステムのデモを展示。野球の試合において各選手を自動判別したうえで、8Kの解像度を生かして追尾するかたちでクロップ表示が行えるという内容だ。

同じように8Kの映像ソースを切り取って使用するという試みとして、タブレットで好きなところを拡大して映像鑑賞できる「My 8K On Demand」というシステムも展示されていた。参考出展ではあるが、2020年春よりサービスと開始としており、NHKエンタープライズが演劇などを提供する予定だという。

またこれまでのイベントでも登場していた8Kカメラヘッド「CM-9010-B」に魚眼レンズを装着して撮影した「8K VR」は、2つ並べて撮影することで3Dに対応。ヘッドマウントディスプレイが用意されており、8KのVR映像を3Dで体感することができた。

ブラックマジックデザインは、恒例となっている広大なブースを構え、製品展示やハンズオン、クリエイターを招いたセミナーなどを実施している。

今回ブースの正面に位置していたのは “8K” の文字。いずれも既発売の製品となるが、シャープの8Kテレビをディスプレイに、コンバーターやレコーダー、スイッチャーなど8K対応製品で揃えたシステムをアピールした。

また同ブースで注目を浴びていたのは、今年8月に発売されたばかりの小型シネマカメラ「Pocket Cinema Camera 6K」だ。隣には下位の4Kモデルが配置され比較も行えるほか、会場の一角にはモデルを撮影できるエリアが用意されていた。

もし会場に来たらぜひ訪れていただきたいと感じたのが、ホール2の奥にブースを構えるセカンドステージだ。同エリアにはLEDディスプレイによる映像で囲まれた空間が形成され、多くの来場者で賑わっていた。

映像ソースの中にはドルビーアトモスのデモソースも流され、映像だけでなく音に包まれるイマーシブオーディオも体験可能。スピーカーは7.1.4chの構成になっており、約30本を組み合わせてサウンドを再生していると、担当者は話していた。

そのほか、360度カメラのInsta360もブースで製品をアピール。小型アクションカメラ「GO」が人気を集めていた。また「ONE X」を投げて撮影できるオプション「ドリフトダーツ」は、記者が知る限り初のイベント出展。斬新なコンセプトの同製品は、使い方を質問する来場者も多くみられた。

またマイクロソフトは、先日発売開始されたばかりのARゴーグル「HoloLens 2」を出展した。ブース内のイベントエリアでは声優の有野いくさんを招き、「初代と違って重心が後ろにあるので装着しやすい」など2世代目ならではの改善点を紹介していた。

編集部:平山洸太

最終更新:11/14(木) 11:00
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