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ダイエットに効果的な運動のタイミングは朝食前?:研究結果

11/15(金) 10:01配信

ライフハッカー[日本版]

健康やダイエットを考えるうえで、いつ運動して食事するのが良いかは悩ましいところ。

運動の成果を見る指標の1つに、「脂肪やブドウ糖をうまく活用できる体がつくれているか」がありますが、これはインスリンの感受性(※)などに表れます。

先日、バース大学とバーミンガム大学が、朝食前後での運動の効果を調査した研究結果を発表しました。

論文では、食事と運動のタイミングを調整することで、脂肪の燃焼効率を高めて血糖値をコントロールできる可能性が示されています。

ところが、今回の研究結果はもしかすると多くの人が意外に思われるかもしれません。

※インスリンはすい臓から分泌されるホルモン。インスリン感受性が低下する(インスリンの作用が十分に発揮できない状態になる)と、血液中のブドウ糖が増えて糖尿病などを引き起こすことも。

朝食前の運動は脂肪燃焼を2倍にするが、体重変化に差はない

研究では3つのグループ(朝食前に運動・朝食後に運動・運動しない)について調査。

6週間にわたって脂肪燃焼量とインスリンレベル、筋肉内のタンパク質量などを測っています。

なお被験者は、肥満に分類される男性(BMIの中央値30.9)30人。

運動は週3回行い、1回の運動時間を徐々に増やしていきます(1週目:30分、2週目:40分、3週目以降:50分)。

また、運動メニューについては低運動強度に設定されています(前半3週間:50%最大パワー、後半3週間:55%最大パワー)。

この調査の結果、食事と運動のタイミングで効果が変わる可能性があることがわかりました。

【調査結果】

脂肪燃焼量は、朝食前の運動が朝食後の運動の2倍だった

体重の減少に、差は見られなかった

朝食前に運動したグループでは、インスリンの感受性が高まった

朝食前に運動したグループでは、グルコースを筋肉へ運ぶタンパク質(GLUT4)が大幅に増加した

このように、短期間では体重減少に差はなかったものの、長い目で見れば朝食前の運動が健康にとってプラスに作用しそうな結果となりました。

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最終更新:11/19(火) 17:51
ライフハッカー[日本版]

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