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「いつも安全な水が手に入る」は過去のことになる!?日本の水道事情は課題山積みだった

11/15(金) 8:03配信

Suits-woman.jp

消費税率が10%になってから約1か月半が経ちました。堅実女子の皆さんの生活には何か変化があったでしょうか。

実は、令和元年10月1日は増税の他にも私たちの生活に密接に関わっているあるものに関係のある日でした。それは「水道」。改正水道法の施行日だったのです。

ここでは、普段当たり前のように使っている水道の現状とこれからについて、グローバルウォータ・ジャパンが実施した「日本の水道料金に関する意識調査」の結果をもとに見ていきましょう。

実は日本の水道経営事情は火の車!

改正水道法の目的は、水道の基盤強化を図り、将来にわたって安全な水を安定的に供給すること。人口減少に伴う水の需要の減少、水道施設の老朽化、深刻化する人材不足など水道が直面する様々な課題を解決するために、自治体や水道事業体に向けたものです。
(参考:https://www.mhlw.go.jp/content/000505471.pdf)

ここまで読むと、「え、水道って色々課題を抱えているの?」と思ってしまう人もいるでしょう。実際のアンケート結果でも、約7割の人が「20年後、30年後の水道の安全性は今と変わらないと思う」と回答しているようです。

ところが、グローバルウォータ・ジャパンによると、実は日本の水道事業経営は火の車状態で、主に次のような課題を抱えているそう。

・進む水道管の老朽化:莫大な水道管メンテナンス費用
・人口減少による危機的状況:カネ・ヒト・技術が同時に失われている
・水道事業者の料金収入減少:メンテナンスが追いつかず経営難(税金による補助なし)

これだけ見ると、これからますます厳しくなりそうな水道事業経営。多くの対策が必要でしょうが、解決方法のひとつとして水道料金の値上げも想像できるでしょう。

では、水道料金の値上げについては皆さんどう感じているのでしょうか......?

子どもや孫世代のために水道料金の値上げは受け入れられる?

将来も、今と同じように安全な水を安定的に手に入れる社会であってほしいですよね。そのために今からの水道料金を値上げすることについては、皆さん左のように感じているようです。

ちなみに、水道料金が上がっていいと思わない人たちの理由を聞いたところ、以下の通りになりました。(複数回答可)

第1位:生活費を圧迫するから(85.5%)
第2位:自治体のお金で整備されると思うから(13.5%)
第3位:水道水にお金を払いたくないから(11.0%)

その他には、「減税されている法人税を上げ、水道管の更新に充てたらよい」「公務員の給与を下げるべき」「税金を上げて対応してほしい」「まずは経営努力が必要」といった回答が見られました。

消費税増税もあり、これ以上の負担は厳しいと感じている人も少なくないでしょう。また、蛇口をひねれば当たり前のように出てくるなど、空気のような存在である水の値上げには違和感を覚えてしまう人もいるかもしれません。一方で、台風や地震といった災害をきっかけに水はあって当たり前のものではないと実感した人もいるでしょう。

普段何気なく使っている水の有難さや抱えている課題、今後のあり方について、改めて考えてみてはいかがでしょうか。


【調査概要】対象者:全国の30代~50代の既婚男女各103人 合計618人 調査方法:インターネットリサーチ 調査時期:2019年7月 調査内容:「水道料金に関する意識調査」。単一回答ならびに複数回答にて調査を行い分析。 調査元:グローバルウォータ・ジャパン調べ

最終更新:11/15(金) 8:03
Suits-woman.jp

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