ここから本文です

勢いでは東京を上回る!? 大阪最後の一等地「梅田」のスゴさ

11/15(金) 11:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

人口減少の局面になり、厳しさが増す不動産投資。今後、どこが投資エリアとして有望なのか。不動産投資には欠かせない要素である「人口」や「不動産取引の現状」などをもとに、検討していく。今回紹介するのは、大阪市北区「梅田」。

「LINKS UMEDA」オープン…再開発はまだ続く

JR大阪駅北側の再開発地区「うめきた」に、11月16日、ヨドバシカメラによる複合ビル「ヨドバシ梅田タワー」が開業する。高層階は「ホテル阪急レスパイア大阪」が入り、高速バスターミナルも整備されるが、目玉なのが大型商業施設「LINKS UMEDA(リンクス ウメダ)」。地下1階~8階で構成され、延べ床面積は約22万㎡(66,549坪)、売り場面積は9万㎡(27,200坪)と日本最大級。日本初・関西初など約200店舗が出店する。

大阪駅北地区には、もともと梅田貨物駅があったが、特定都市再生緊急整備地域(都市再生特別地区の適用可能地域)に指定され、現在、大規模な再開発が進められている。総面積は約24ヘクタールを誇り、「大阪最後の一等地」と言われてきた。

2013年、先行開発区域の7ヘクタールに複合商業施設「グランフロント大阪」が開業。南館(タワーA)と北館(タワーB・タワーC)は、ショッピングモールやオフィス、ホテル、コンベンション・センター、マンションなどで構成されている。

それに先立ち、駅周辺の再開発も進行。2011年、JR「大阪」駅を含む複合施設「大阪ステーションシティ」が誕生。サウスゲートビルディングは「大丸梅田店」や「ホテルグランヴィア大阪」で、ノースゲートビルディングは商業施設「ルクア1100」(旧JR大阪三越伊勢丹)」などで構成されている。また、「阪急百貨店うめだ本店」も施設の老朽化もあり建替え。2012年、高さ180mを超えるオフィスビルを有する百貨店へと生まれ変わった。

もともとこの地域にはJR「大阪」駅のほか、阪神「大阪梅田」駅および阪急「大阪梅田」駅、大阪市高速電気軌道「梅田」駅、「東梅田」駅、「西梅田」駅、JR「北新地」駅が立地。国内屈指の交通の要所だ。

またこの一帯は「キタ」と呼ばれ、「ミナミ」と呼ばれる難波、心斎橋と双璧をなす繁華街を形成。百貨店やファッションビル、ホテル、オフィスビルなどが林立している。都市空間は地下にも発展し、「ホワイティうめだ」や「ディアモール大阪」「堂島地下センター」などの巨大地下街を形成。その規模は「梅田ダンジョン」と称されるほどだ。

「うめきた」の再開発は、現在、第2期が進行中。2期の総面積は9万㎡で、「みどりとイノベーションの融合」というコンセプトのもと、北地区と南地区に民間宅地、中央に都市公園が設けられる予定だ。

都市公園は4万5000㎡という圧倒的な広さで、北地区の1万6000㎡の敷地にはオフィスやホテル、イノベーション施設などを配置、南地区の3万㎡の敷地にはオフィスや商業施設のほか、MICE施設が配置される。JV9社の発表によると、街びらきは2024年の夏ごろ(民間宅地施設一部開業、都市公園一部開園)だという。

さらに「新大阪」と「関西国際空港」を直結する鉄道新線「なにわ筋線」が2023年に開業。「うめきた2期」エリアの地下には「北梅田」駅(仮称)が誕生しアクセスが向上する。

この再開発が、どれほどのインパクトをもたらすか、計り知れない。東京・六本木の人の流れを変えたと言われている六本木ヒルズは、来訪者が2億人に到達したのは、開業5年後だった。一方「うめきた1期」で誕生した「グランフロント大阪」は、それよりも短い3年10カ月で達成している。「うめきた」の全面開業の際には、それ以上のインパクトを与えるだろう。

1/2ページ

最終更新:11/15(金) 11:00
幻冬舎ゴールドオンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事