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イーロン・マスク「ドイツ進出宣言」を独自動車業界はどう見ているか

11/15(金) 7:01配信

現代ビジネス

ブランデンブルク州は大喜びだが

 アメリカの実業家イーロン・マスクが、11月13日、ベルリン近郊にバッテリーとEVの「ギガ・ファクトリー」を作ると宣言したため、ドイツは大騒ぎになっている。

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 製造するのは、「Tesla Model Y」と呼ばれるEVで、これまでのテスラのモデルに比べると、4万ユーロと値段が少し安い。「Model Y」には3シリーズあって、どれも5人乗りだが、オプションの3列目シートを追加すると7人乗りになる。

 (1)がパフォーマンス・ヴァージョンと呼ばれる車で、時速0から100kmまで加速するのに必要な時間が3.7秒で、最高時速が241km。走行の仕方にもよるが、一度の充電での走行距離は480km。

 (2)がLong Rangeという後輪駆動の車で、スピードが少し劣るため、走行距離は堂々540kmだ。時速0から100kmまで加速するのに5.8秒も掛かる。最高時速は209km。

 (3)が「最長距離走行」モデルで、性能は(1)と(2)の中間。dual motorによる全輪駆動で、時速100kmに到達する時間は5.1秒。最高時速は217kmで、走行距離は505km。

 どのシリーズも、まず、2020年にアメリカで作り始め、翌21年にはドイツの工場を完成させて、製造を開始するという計画らしい。アメリカではもう完成車の予約を受け付けているという。価格は(1)が6.1万ドルで、(2)が4.8万ドル。(3)はその中間のどこか。

 ベルリンというのは、ブランデンブルク州の中心にある独立した特別自治市だが、テスラの工場予定地は、ベルリン市の南方のかなりの田舎。だから、土地だけはたっぷりある。アウトーバーンへの接続も良いという。周りに風力タービンがたくさん立っていて、その再エネ電気をフルに利用するという計画だ。

 誘致に成功したブランデンブルク州では大喜びで、ここに7000~10000人の雇用が創出されると期待しているが、マスクはロボット好きなので、本当にそれほどの雇用が生まれるかどうかはわからない。

 特にバッテリーは、ほとんどロボットが作るだろうと言われている。それでも、もちろん周りに関連企業が集まってくるだろうから、この工場が不景気なブランデンブルク州に光をもたらすことは確かだ。

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最終更新:11/15(金) 11:40
現代ビジネス

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