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村田諒太「ドネアに痺れた」 井上尚弥と激闘、同じベテランに感じた「懸けるもの」

11/15(金) 8:13配信

THE ANSWER

井上尚弥を追い詰めたレジェンド、村田諒太「あそこまで体を作るのが凄い」

 WBA世界ミドル級王者・村田諒太(帝拳)が14日、12月23日に行われる同9位スティーブン・バトラー(カナダ)との初防衛戦(横浜アリーナ)に向け、都内の所属ジムで練習を公開した。7日のワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム級決勝では、WBA・IBF王者の井上尚弥(大橋)がWBAスーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)に判定勝ち。強打の井上と歴史的死闘を繰り広げた36歳のドネアに対し、33歳の村田は賛辞を贈った。

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 村田はさいたまスーパーアリーナでWBSS決勝を観戦し、テレビ中継にゲスト出演。井上が12回判定勝ちした一戦を見守った。軽量級の新旧スター同士が打ち合いを展開。世界的に反響を集めた試合について、村田は「ボクサーってあんまり他の人の試合でどうとか、そこで高ぶりとかはない職種だと思う」と前置きした上で「ドネアに痺れましたね。バンタムであそこまで体を作るのが凄い。今回に懸けているものを感じた」と振り返った。

 ドネアは、2011年2月にWBC・WBOバンタム級タイトルマッチで王者モンティエル(メキシコ)にTKO勝ち。長いキャリアの中でハイライトの一つとされるが、この年を最後に階級を上げていった。ところが、昨年10月のWBSS初戦で7年ぶりにバンタム級で出場。見事に仕上げ、リング上で力を発揮した。

「ノニトのベテランとして作り上げてきた集中力は凄いなと思う。僕の階級の33歳と彼の階級の33歳は違う。ドネアは36歳ですけど、モンティエルとやった時とか、8年前のいい時期があって、ここまでやってくるなんて」と、2階級上のフェザー級から体重を落として参戦したレジェンドを称賛した。

 ドネアは8月末に決勝の発表会見で来日した際、帝拳ジムを訪問。村田は、同門の元世界3階級王者ホルヘ・リナレス(ベネズエラ)とともに3人で写真に納まった。自身も1月で34歳になり、ベテランの域に入る。

 今回の初防衛戦に向けて、走り込み合宿を2回行った。「肉体的に今でもタイムは上がっているんですよ」と明かす。走るフォームや、ペース配分を学ぶことでタイムが上がるため、一概に肉体年齢が上がっているとは言えないが「タイムだけでいえば今が一番速い。1キロ3分2秒とかで走ったりする。(体重)80キロのおっさんにしては速い」と笑った。

 スパーリングは10月28日から月、水、金と週3回。今週は6ラウンドずつ行い、今後は長くても8ラウンドほどを予定している。「もう僕は一戦、一戦なので。あまり先を決めずに、と思っています」。目の前のリングに全力を費やす。

THE ANSWER編集部・浜田 洋平 / Yohei Hamada

最終更新:11/15(金) 12:20
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