渡辺美優紀がプロデュースを担当し、なおかつ自身も加入するガールズユニットの発足が決定。ことし3月から始まった第1次選考から第4次選考を経て、事前レッスン、SHOW CASE EVENT、選考合宿、最終審査までの様子をドキュメンタリーで紹介する「渡辺美優紀ガールズユニットオーディション ~人生をかけた、267日~」(dTVチャンネルのひかりTVチャンネル+で配信)。お披露目イベントやデビューイベントを控える渡辺美優紀に選考の流れとこれからの意気込みを聞いた。
【写真を見る】渡辺美優紀が素顔で本音を語る
■ すでにプロデューサーとしての気合十分!!
――新しいグループを作ろうと思ったのは、なぜですか。
「企画を聞いて楽しそうだなと思いました。期間は2年限定なんですけど」
――プロデューサーを兼ねることについては、どう思われましたか。
「正直初めてのことなので、どきどきしています。プロデューサーではありますが、私もプレーヤーとして参加するので、その点もファンのみなさんに楽しんでいただける要素になるのではないかなと思っています」
――渡辺さんは後輩に対する“面倒見のいいお姉さん”のイメージがあるので、そういう点でもプロデューサー向きではないでしょうか。
「え~嬉しいです。皆さんの中では、プロデューサーって難しそうなイメージがあって、大丈夫かな、しっかりできるのかなって思われるかもしれませんが、私自身はお世話が好きなので、みんなのマネージャーみたいな気分で寄り添いながらやっていきたいと思います」
――身近なお姉さんという感じですか?
「そうですね。些細な相談も聞いたりしながら、一緒に頑張っていけたらいいなって思います」
■ 「頑張っている人を応援したいんです」と世話好きの一面が見える!
――レッスンや合宿で頑張っている彼女たちの姿を見て何を感じましたか。
「合宿で頑張っている彼女たちを見て、なんだか懐かしくなりました。それに何ていうんですかね、みんな年下なので妹みたいに思えてしまって…。情が入ってしまい、より一層応援したいなという気持ちになりました。みんな寝る間も惜しんで練習していたみたいで、技術面だけではなくメンタルの部分も鍛えられたんじゃないかな」
――渡辺さんにも、そんな時があったんですね。
「はい。自分がプレーヤーとして経験してきたことは大きな財産なんだと改めて思いました。今は頑張っている彼女たちをプロデューサーとして厳しい目線で見つつも、自分の経験を生かしながら支えていきたいと思います」
――何か相談などもされたりしていますか。
「まだそこまで個人的に話はしていないのですが、“ここで100%出せないと今後のステージで100%出していくことはできないから、オーディションは緊張するけど頑張ってね”と伝えました」
――今回はグループを作るということが目的ではなく、渡辺さんと一緒にやりたいという目標を持った方々のオーディションだと思いますが、そのことについて渡辺さんご本人はどのように感じていますか?
「え~、私もう抜けていいですか~(笑)。みんなが私と一緒にやりたいと思ってくれているのは嬉しいんですけど、“渡辺美優紀に負けないぞ”って私を追い抜くくらいの気持ちで、それぞれが個性を出して光り続けていってほしいなと思います」
――オーディションで、渡辺さんが気になる人はいましたか?
「はい、もちろんいます。それぞれに印象的な何かがあって、そういう何かを感じさせてくれる子が残っていますね」
■ 団結力を大切に!
――渡辺さんがこれまで経験してきて感じた、グループ活動で大切なことってどんなことでしょうか。
「グループにはいろいろなカラーがありますよね。私は、個人個人がそれぞれ輝きながらも、やっぱりグループみんなで、またファンのみんなも一緒になって同じ景色を見たいね、という団結力、そういう絆を大切にしていきたいと思います。そうすることで、それぞれが自分の役割を大切にできると思うんですね。私の居場所ってどこなんだろう、って悩んだりする子が一人もいないように、それぞれに役割を持って、一人ひとりがいるからこそ、このグループは成り立っているんだっていう、そういう素敵なグループにしたいんです」
――もう本物のリーダーであり、プロデューサーですね。
「そうなんですかね、心配です(笑)。でも確かに、もうグループに対する情は入っています」
――今後のソロ活動は、どのように考えていますか。
「グループの活動が始まると、そんなに時間はないと思うので、いったんはグループのことだけを考えたいと思います。今は、個人的な活動について何も考えていません」
■ 何があっても大丈夫なんだという強い気持ちで踏ん張っていく
――グループとしての最初の目標は何ですか。
「まずはグループのお披露目を成功させることです。その後にどんな形になるかはまだ分かりませんが、ライブで地方を回れるようになりたいです。多くのお客さまがグループのみんなを見に来てくれることを目標にしています」
――今回のグループはアイドルのかわいさと、アーティストのカッコよさのどちらの方向に持っていくのでしょうか。
「ちょっとそこは欲張りなんで、どちらも取り入れていきます。一曲の中で両方を表現するというコンセプトにしますので楽しみにしていてください」
――グループとしての活動期間が2年と限定されていますが、どのような2年間をイメージしていますか。
「目の前のことをこつこつと頑張っていきます。みんながそれぞれ一生懸命にできることをやれば、きっとそれが力になって自分たちが想像できないような景色をみることができると信じています」
――グループ活動は山あり谷ありだと思いますが、後輩たちにはどのようなアドバイスをしてあげますか。
「聞かれたことについてはアドバイスをしたいとは思いますが、自分自身でやってみて、もしそれが失敗だったとしても、そこから何かを学んでいくことが大切だと思うんです。ですから、一生懸命やって自分で気づくことで人間として成長していってほしいですね。私は情が湧くと過保護になっちゃうタイプなので、その点は逆に気をつけないといけないなと思っています。私自身も何があっても絶対に何とかなる、大丈夫だという強い気持ちを持って引っ張っていけるような存在でいたいですね。頑張ります」
■ 早くもグループ愛に満ちたみるきー!そんな彼女の怖いところも少しだけ見てみたい!
――女の子のグループなので、仕事以外の話をすることも多くなるのではないですか。
「そこがグループの楽しいところじゃないですか。一緒に行動していろんな話をして友達や仲間になっていく。仲間が増えるということは素敵なことですし、人生にとってすごく大きなことだと思うんです。これからも出会いやご縁を大切にしていきたいです」
――もうみんなとご飯を食べたりはしましたか。
「今は最終審査段階なので、まだです。メンバーが決まって一曲くらい覚えてからみんなで行きたいですね」
――歌やダンス以外の趣味や好きなことは何ですか。
「私にとってオシャレやスキンケアは永遠の趣味なのかもしれないです。後は食事ですね。ご飯を食べることが大好きです(笑)。休みの日は映画やドラマを観たりして過ごしています」
――仕事以外にやってみたいことはありますか。
「国内旅行をしてみたいです。仕事ではいろいろなところに行きましたが、あまりプライベートな時間を取れなかったので、改めてじっくりと日本の良さを学びたいです。あと2020年はオリンピックがあるので、それも楽しみたいです」
――今回はアイドルのみるきーとは違う一面が見られそうですね。
「え~、確かに大人になったなって思われそうです(笑)。26才になったので、しっかりしているところも見せていかなきゃなと思います。でもずっと応援してくださっているみなさんにとっては、いつまでもアイドルとして元気を届けられる存在でいたいです」
――ギャップを楽しみにしているファンもいるのでは?
「怖いところは見られないようにしなきゃですね(笑)。お怒りモードはあまり見られないように気をつけます。私は情が入ると、細かいところまでいろいろ言っちゃいそうなので、あまり口うるさいなと思われない程度に頑張ります(笑)」
――良くなってほしいという思いがあると気になっちゃいますか。
「その気持ちが強いほど言っちゃいますね。意外と面倒見がいいというか、世話好きなのかもしれないです。でも先輩に甘えるのも好きだから、そこはオールマイティーなんです(笑)」
■ ふわふわしたみるきーか、はたまたわるきーか
――ご自身のファンに向けてメッセージをお願いします。
「いままではみなさんにプレーヤーとして応援してもらっていたので、ふわふわとしたみるきーという印象があったと思いますが、これからはしっかりとプロデューサーとしても頑張っていきます。頼りないと思われがちな私かも知れませんが、メンバーのみんなに寄り添えるような、そんな存在になろうと思っています。そしてファンのみなさんと一緒に素敵なグループを作り上げていきたいです。怖いところは見せないように気をつけながら、しっかりと頑張っていくので応援よろしくお願いします」
――今回はわるきーになってふざけている部分はありませんか。
「いや真剣にやっていますよ、真面目にやっています。ふざけてないですよ、たぶん(笑)」
――dTVチャンネルの視聴者にメッセージをお願いします。
「視聴者のみなさんの中には初めましての方もいると思います。初めまして渡辺美優紀です。新しくガールズユニットを作ることになりました。メンバーの子たちが頑張っている姿をぜひ見てください。ダンスや歌はもちろん、それ以外の人として一生懸命なところとか、何か感じるところがきっとあると思います。そこを見て応援してもらえたら嬉しいです。よろしくお願いします」
わたなべ・みゆき●1993年9月19日生まれ、奈良県出身。NMB48第1期オーディションに合格し活動を開始。2012年からAKB48チームBを兼任。2016年8月にNMB48を卒業。2018年9月、東京・大阪で「1st LIVE TOUR 2018 ~Milky Landだよね~」を開催、約2年ぶりのステージで復帰を果たす。2019年4月、ワーナーミュージック・ジャパンよりファーストソロアルバム「17%」をリリースし全国ツアーを開催。8月23日には約3年ぶりとなるフォトスタイルブック「美優紀です。」(宝島社)を発売。音楽活動の他、バラエティー番組への出演、モデルとしてファッション誌の表紙を飾るなど、幅広く活動している。「Miyuki Watanabe Christmas Premium Live 2019」が、12月19日大阪・なんばHatch、12月25日恵比寿ザ・ガーデンホールで開催される。(ザテレビジョン)
最終更新:11/21(木) 16:19
ザテレビジョン
読み込み中…