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浦和、大一番のACL決勝第2戦へ 大槻監督が語った修正点とは? 「非常にありがたい」

11/15(金) 21:31配信

Football ZONE web

敵地での第1戦は0-1で敗戦、大槻監督は「もう少し良い状況でやらせてあげたかった」

 浦和レッズの大槻毅監督は、15日のトレーニング後に記者会見を行い、24日に控えるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)決勝の第2戦、アル・ヒラル(サウジアラビア)との決戦に向けて修正点を語った。

【動画】“完全アウェー”の異様な雰囲気…ACL決勝第1戦「アル・ヒラル×浦和」(1-0)ハイライト

 浦和は5日にリーグ戦の川崎フロンターレ戦をホームで終えると、そのままナイトフライトで中東入りした。しかし、経由地もあるタイトな移動には24時間ほどかかったため、現地時間9日に敵地で迎えた決勝初戦には満足な準備期間を取れたとは言い難かった。

 そうした状況もあり、大槻監督は「初戦はどうしても、移動してからの時間が限られていたので、もう少し良い状況でやらせてあげたかったというのが本音」と話す。その状況での初戦は、かなりボールを支配されたなかでの0-1となった。それでも大槻監督は「一戦目で、こちらが離せればいいですが、大きくスコアが離れて現実的でなくなるのが一番嫌だったので、少し固いゲームになった」と、あくまでも第2戦が残っている状況がそうさせた面があると話す。

 そのゲームでクローズアップされたのが、相手の右サイドにいたペルー代表MFアンドレ・カリージョに切り崩されたこと。それについて大槻監督は、アル・ヒラルがチーム全体としてそれまでのスカウティングを超えるプレーを見せていたことを明かしている。

「あそこまでテンション高く球際に来る、バチンと来るような姿勢は、彼らがこのファイナルに賭けていることに映像だけでは伝わらない部分として感じた。アル・サッド(カタール)との準決勝でもそんなになかったし、その前の試合や国内の試合のところでもなかった。(右サイドが)彼らの強みであることは事実だし、守備的な観点だけじゃなくて、バランスとして、あそこの回数を減らすことがどうしたらできるのか。または回数を減らせたとしても対峙する選手がいるので、そうした準備はしたい」

ホームでの第2戦へ手応え 「今はボールを使ってチーム全体の攻撃の形だとかを反復できる」

 2年前の決勝戦は、初戦の前にインターナショナル・マッチウィークが入り、一部の選手が日本代表の活動からそのまま中東入りしたことが話題になった。今回は第2戦の前にその帰還が入っているため、浦和としてはU-22日本代表MF橋岡大樹を除く選手たちはまとまったトレーニングをでき、逆にアル・ヒラルはサウジアラビア代表選手たちと外国人選手たちが別々の活動をしてから日本で合流する。

 それだけに、大槻監督は「試合が詰まっていたこともあり、代表ウイークくらいしかみんなが揃ってトレーニングする機会がなかった。そのうちの何回か最初の方は、選手の状態として、フィットネス面などの取り組みをしなければいけなかった部分が大きかった。今はボールを使ってチーム全体の攻撃の形だとかを反復できるので、この時間は非常にありがたい」と、第2戦へ向けてチームの準備を整える時間として有効に使う構えだ。

 押し込まれた初戦は、逆に言えば攻撃面で相手の手の内をかなり把握できたとも言える。ホームでの第2戦で“逆転の浦和”を見せるため、分析担当を務めた経歴も持つ指揮官は的確に残り1週間の準備期間でチームをカスタマイズしていくはずだ。

轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada

最終更新:11/15(金) 21:32
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