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夫が発達障害かも…と悩む妻。すれ違いすぎる会話に涙が止まらない

11/15(金) 17:33配信

女子SPA!

【わかりあえない夫と暮らして vol.1】

 アスペルガー症候群は、現在では自閉症などとともに自閉症スペクトラム(ASD)と総称される発達障害の一種です。社会性(対人関係)の障害、コミュニケーションの障害、こだわりが強い(想像力の障害)などの特性を持ち、言葉と知的発達に遅れがない状態を指します。(参考 梅永雄二監修『よくわかる大人のアスペルガー』)

 この記事では、未診断だけれども発達障害が疑われるパートナーとのコミュニケーションに悩んだ女性の例を紹介します。

真面目で気の合う彼と結婚、幸せいっぱいのはずが

 金融業界で働くイクミさん(30歳)は、夜間大学院で出会った彼(36歳)と結婚しました。

 彼は大手電気機器メーカーで働くサラリーマン。とても真面目で派手なことを好まず、休日はひとりで映画を観たり小説を読んだりするのが好きなインドア派。表情が乏しく、感情表現が薄い人という印象はありましたが、イクミさんを楽しませようと一生懸命デートプランを練ってくれることや、ときどき見せてくれる穏やかな笑顔が、イクミさんは好きでした。にぎやかな場所が苦手なため、静かな過ごし方を好む彼はとても居心地がよく、食べ物や映画の趣味も似ていて、楽しみを共有できることも嬉しく感じていました。

 気になるところといえば、デートで1円単位の割り勘をすることと、自分の興味のある話を始めると最後まで話し終えないと止まらないこと。自慢話を堂々と話す姿には驚かされましたが、実際に彼はそれだけの努力をしている人。イクミさんは、彼を素直に尊敬していました。

新婚生活に戸惑い、苦しみ始めた夫

 しかし結婚してからというもの、彼は日に日にふさぎ込むようになっていきました。聞くと、毎日帰る場所、使う電車、一緒に住む人間、自分の立場などが変わったことで、新しい環境に戸惑い、苦しんでいるというのです。

 次第にイクミさんは、彼とは、彼から話しかけられたときにだけ話すという姿勢を身につけていきました。そして、どんな些細(ささい)な内容であっても質問することは避けました。イクミさんにとっては気軽な雑談のつもりの質問でも、彼にとっては「今すぐに答えを考えなければならない」と感じて疲れてしまうということがわかったからです。

 彼が自分のペースを守ることをとても大切にしているのだと理解したイクミさんは、彼のペースを乱しかねない行動はとにかく避ける必要があると考えました。光に敏感な彼に合わせて、家の中の照明はいつも薄明るい程度に抑え、常にカーテンは締め切り。音にも敏感なので、テレビの音量や、ドアの開け締めをする音なども抑え、極力物音を立てないように。これらも、彼のペースを乱さないために必要なことでした。

 夫婦とはいえ元は他人なのだから、一緒に暮らしていくにはお互いのすり合わせが必要なのだ。私が彼のペースを守る習慣を身に着ければ、彼が気持ちよく暮らすことができる。そうするうちにきっと彼は新しい環境にも慣れて、またお互い居心地良くいられるはず――そう思うと、今している我慢や、彼に合わせる生活は、イクミさんにとって乗り越えるべき試練のように感じられたのです。

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最終更新:11/15(金) 20:03
女子SPA!

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