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佐藤裕介 × 光本勇介 2人の起業家が語る「ネット時代の起業マインド」

11/15(金) 15:00配信

WWD JAPAN.com

若くして2社を上場に導いた佐藤裕介氏と、質屋アプリ「CASH」など話題のサービスを次々と生み出す光本勇介氏らが率いるヘイ(hey)は、インターネット時代のスモールビジネスを支援するための企業と言える。同社は2018年2月に端末一つで簡単に決済できるキャッシュレス決済サービス「コイニー」と、最短2分で誰もがオンラインストアを開設できるサービス「STORES.jp」の2つの事業を傘下に収める形で誕生した。若きシリアルアントレプレナーである2人は、ネット時代の起業やその未来をどのように見えているのか。彼らの考えに迫った。

【画像】佐藤裕介 × 光本勇介 2人の起業家が語る「ネット時代の起業マインド」

WWD:2人がヘイとして一緒に事業を行うことになった経緯は?

光本勇介ヘイ取締役ストアーズ・ドット・ジェイピー取締役(以下、光本):きっかけは佐藤(裕介)君の一言でしたね。もともと「STORES.jp」側としては、サービスを通じてスモールビジネスを手掛けている人がオンラインでモノを販売する機会をできるだけ多く作ってきたいと考えて経営してきました。一方で「コイニー」の(佐俣)奈緒子ちゃんも、同じ観点からオフラインの決済を提供してきた。そういった中で、佐藤君がツイッターか何かで「コイニーとストアーズの両方をまとめて展開できるようなビジネスができたら面白そう」と言っていて。もともと3人とも友人関係にあったこともあり、実現できたら面白いよね、と3人でカジュアルに話し合ううちにどんどんと進んでいきました。

WWD:もともとフリークアウトで広告系の事業を手掛けてきた佐藤社長にとって、スモールビジネスの支援は一見無縁のようにも思えるが?

佐藤:今まで手掛けてきた事業を見ると、あまり関係が無いように見えるかもしれませんが、僕の根底には個人をインターネットの力でエンパワメントしたいという感覚があります。そもそも、僕がインターネットの仕事をしようと決めたのは、僕みたいな何者でもない存在に力を与えてくれた経験があったからなんですよね。高校生の時はアプリケーションを自分で書いたり、ネット掲示板で知らない人とコミュニケーションを取ったりしていました。さらには、大学生の時には“ウェブ2.0”的なムーブメントがあり、インターネットが個人の力を強めるという言説も出てきた。ただ、結局は実現せず、グーグルなどの大きい企業がさらに大きくなるだけだった。「インターネットにそこまでの力はなかった」と当時は思ってしまって、僕自身違うことをするようになりました。それが徐々に変わり始めたなと気づいたのは2016年ごろ。光本君とかと比べるとかなり遅いけど、先日上場したBASEや「STORES.jp」の流通総額とかを見ていると、思っているよりもかなり大きく、昔自分が期待していた世界が実現しているなと。

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最終更新:11/15(金) 15:19
WWD JAPAN.com

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