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出演作がすべて大注目の渡辺大知 演技について今の本音を激白

11/15(金) 15:00配信

CREA WEB

 NHK大河ドラマ「いだてん~東京オリムピック噺~」では森繁久彌を演じるなど、若手演技派として注目の29歳。

 実際に映画監督でもある彼が、監督志望の青年を好演した『わたしは光をにぎっている』に対する作品愛について熱く語る。

29歳で高校生を演じたドラマ「べしゃり暮らし」

――今年は森田まさのりの人気コミックをドラマ化した「べしゃり暮らし」で、お笑い芸人で頂点を目指す高校生を演じました。

 さすがに、この年齢で高校生役をやるとは想像もしなかったですね(笑)。そのため、役作りに関しては、人間臭さ云々というより、単純に高校生に見えるか?  といったところから入りましたね。

 でも、あまり考えてもしょうがないので、高校生に見えていることを前提に(笑)、その場その場で自分のやるべきことをやるだけだなと開き直りました。

 めちゃめちゃ楽しい現場でしたが、もう高校生役はムリです! 

――最新出演映画『わたしは光をにぎっている』では、映画監督志望の青年・銀次を演じていますが、まさにハマり役ですよね。

 中川龍太郎監督が「役者だけじゃなくて、ものづくりをやっている人にお願いしたかった」ということで、今回お話をいただきました。

 銀次はとにかく自分が育った大好きな街を、その自己確認の意味を含めて、映画という媒体を使って記録したい。そういった意識が強い男だと思います。

 とはいえ、映画監督っぽさを出そうとは思いませんでした。大事なのは、街も人も職業も変わっていく中で、街をテーマにした作品を撮ったということ。そのことを胸に秘めて、一瞬一瞬を大事に生きてほしい、という思いで演じさせてもらいました。

一人の男の強さと弱さを演じ分けた『わたしは光をにぎっている』

――これまでの出演作のように渡辺さんの“いい人キャラ”もにじみ出ていますが、本作とこれまでとの違いは? 

 銀次は「人との出会いを大事にしている」「出会いを楽しんでいる男」というところが、これまで演じてきたキャラとは違うと思います。

 ヒロインの澪と出会ったときも、知人の美琴が彼氏を連れてきたときなども、新たに出会った人への眼差しが、とにかく優しい。初対面なのに、その人を受け入れる力がスゴく強い。

 そういう人間だからこそ、一人でいる時間はネガティヴなんじゃないかと思いました(笑)。

 そういう銀次の強さと弱さみたいなものも、この映画を観ながら、どこかで感じてほしいです。

――4年前のインタビューでは「日本のカルチャーを面白くして、日本にも面白い奴がいっぱいいることを世界に知らしめたい」と仰っていましたが、その気持ちは今でも変わりませんか? 

 その気持ちは4年前より強いかもしれません。

 役者をやり始めたときって、ベテランや大御所の監督さんやディレクターさんとお仕事させてもらうことが多かったんですよ。

 そう考えると、この4年間で組んだ監督さんって、自分と同世代だったり、異業種から監督になられたり、いろんなものを溜め込んできた人が多いんですよ。

 そういう方と仕事をすると刺激をもらえますし、ワクワクもするんです。だから、さらに日本映画や日本のカルチャーが面白くなる作品を作れる予感もするんですよ! 

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最終更新:11/15(金) 15:00
CREA WEB

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