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【試乗】ポルシェ初のピュアEVが本格始動。タイカンに2日間、約650km走ってわかったこと

11/16(土) 18:31配信

Webモーターマガジン

ターボSはナント、最大トルクが1050Nm

衝撃的だった世界3大陸同時ワールドプレミアから約1カ月ほど経過した10月、やっとポルシェ初のピュアEVのハンドルを欧州で握ることができた。2日間にわたり試乗した「タイカン」には、スポーツカーメーカー、ポルシェのDNAが感じられた。

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ポルシェ初の電気自動車(BEV)であるタイカンの国際試乗会前に、ワールドプレミアイベントとワークショップを取材している。そうした機会を重ね、タイカンの知識が積み重なるにつれ、このポルシェ初のピュアEVへの興味が強くなっていた。そしてやっと叶った試乗は、最近では異例の2日間となったが、こうしてタイカンに接する時間が多くなればなるほど、それまで持っていた不安が少しずつ払拭されていたのである。

試乗したのは、タイカンターボとターボS。前者は最高出力460kW(625ps)、最大トルク850Nm、後者は最高出力こそ同スペックだが最大トルクが1050Nmまで高められ、オーバーブースト時はそれぞれ500kW(680ps)、560kW(761ps)になる。

加速力は想像を超える凄さ身のこなしも重さを感じない

通常、国際試乗会では、ふたり1組になりルートの途中でドライバー交代をしながら1台を試乗する。運転席に座っているときはドライバーの視点で、助手席や後席に座るときは乗員の視点でチェックするのだ。今回も同様だが、いつもと違うのはアクセルペダルを踏み込むときに「踏みます」と隣にひと声かけなければいけないことだ。そうしないと助手席に座っている人が加速Gで首を痛めてしまうかもしれないからだ。それほど加速力が凄いのである。

ポルシェのBEVなのだからある程度は予想していたが、タイカンの加速力はターボでもターボSでも想像を超えていた。それは助手席にひと声かけ、右足に力を入れると瞬時に身体がシートに押しつけられるという体験させてくれるのである。0→100km/h加速2.8秒(ターボS)は、異次元の世界だ。さらに0→200km/hは9.8秒(ターボS)でポルシェのエンジニアによると、これを20回以上繰り返してもタイムは変わらないという。こんなBEVがあるだろうか。これがポルシェの実力でありDNA、そしてBEVへの回答なのである。

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最終更新:11/16(土) 18:31
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