ここから本文です

田代まさし氏覚せい剤で4度目の逮捕、依存性と常習性の恐ろしさ

11/16(土) 6:01配信

ダイヤモンド・オンライン

 かつて「ラッツ&スター」「シャネルズ」のメンバーとして活躍した田代まさし容疑者(63)が、またも覚せい剤取締法違反(所持)容疑で逮捕された。過去に同法違反の罪で3度逮捕・起訴され、計約7年間服役した「マーシー」こと田代容疑者。薬物依存者向けのリハビリ施設「日本ダルク」で自身もリハビリプログラムを受けながらスタッフとして活動し、更生支援イベントで講演するなど、薬物の恐ろしさを説いていた。(事件ジャーナリスト 戸田一法)

● 宿泊施設に置き忘れ発覚

 田代容疑者は6日、宮城県警に逮捕された。8月23日に宮城県塩釜市の宿泊施設で、11月6日には東京都杉並区の自宅マンションでそれぞれ覚せい剤を所持していた疑いが持たれている。

 全国紙社会部デスクによると、事件が発覚したきっかけは8月24日、田代容疑者が利用した宿泊施設から「客が変な忘れ物をしていった」と通報があり、覚せい剤であることが判明したことだった。

 この所持の容疑で宮城県警が逮捕状を携えて田代容疑者の自宅マンションを訪れた際、覚せい剤を所持していたため、この容疑でも現行犯逮捕された。

 宮城県警は公式には認否を明らかにしていないが、前述のデスクによると、塩釜市での所持は「自分のものではない」と否認しているという。

 テレビの映像では6日午後7時ごろ、シルバーのワゴン車で塩釜署に移送された。後部シートから降りた田代容疑者は茶色のジャケットを頭からかぶり、警察官に誘導されて署に入った。

 田代容疑者が同法違反容疑で最初に逮捕されたのは2001年12月。他人の浴室をのぞいたとして軽犯罪法違反容疑で逮捕され、家宅捜索で覚せい剤が見つかった。

 逮捕段階で「私が買って所持していました。間違いありません」と容疑を認め、尿検査で陽性反応も出て、同法違反(所持・使用)の罪で起訴された。

 02年2月の初公判では「今日は娘の受験の日です。裁判の結果よりも娘が受験に成功してほしいと心から願っています」と涙ながらに語っていた。

 判決で東京地裁は「重圧や焦り、不安を感じると覚せい剤を使用する依存性が認められ、刑事責任は軽くない」として懲役2年、執行猶予3年(求刑懲役2年6月)を言い渡した。

 執行猶予とした理由は初犯であり、反省している点などを挙げた。判決を受け、田代容疑者は「改めて自分が犯した罪の重大性を感じ、厳粛に受け止めています。ファンを裏切ったことを深く反省し、心からおわび申し上げます」とコメントしていた。

● 顕著な常習性に実刑

 しかし執行猶予中の04年9月、再び同法違反と大麻取締法違反(いずれも所持)容疑で逮捕された。尿検査で陽性反応が出たため、使用の容疑でも追送検。その後、MDMAの所持と使用も明らかになった。

 執行猶予中であり、再犯であったことから今度は実刑となった。東京地裁判決は「自己の使用にとどまらず、交際相手の女性にも注射して薬物の害悪を広めた」と厳しく指弾。懲役3年6月(求刑懲役4年6月)を言い渡した。

1/2ページ

最終更新:11/16(土) 6:01
ダイヤモンド・オンライン

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事