ブラジル代表は15日、サウジアラビアの首都リヤドでアルゼンチン代表と国際親善試合を行った。試合は4カ月ぶりとなる代表復帰を果たしたアルゼンチン代表FWリオネル・メッシのゴールで、アルゼンチンが1-0で勝利をしている。試合後、ブラジル代表のチッチ監督が試合中にメッシに「黙れと言われた」と発言。SNSではその時の動画も公開され、大きな話題を呼んでいる。衛星放送「FOXスポーツ」が報じている。
【動画】メッシがブラジル代表監督に「口を閉じろ」ジェスチャーを見せた瞬間
ブラジルメディア「グローボスポーツ」がツイッターに投稿した動画では、メッシがブラジル代表監督に対して、喋らないようにとするような動作が見られる。試合後、その状況についてチッチ監督自身が、メッシにはイエローカードが出されるべきだと主張していたところ、メッシがあの仕草を見せたことを明らかにした。
「私はメッシにイエローカードが示されるべきだと思って抗議したんだ。そうしたら、彼は口を閉じるようにと伝えてきたから、私も彼に『キミが口を閉じるべきだ』と伝えたんだ。それがすべてだよ。これ以上、そのことについて話たくはない。力のある審判が必要だね。なぜなら、彼は包み隠してしまうからだ。カードが出されるべきだったし、私の抗議は正しかった」
メッシは、コパ・アメリカ後に「ブラジルの優勝が決まっていた大会」などと言い、国際親善試合に3カ月の出場停止処分が下され、この試合が復帰戦だった。PKを一度はブラジル代表GKアリソンに止められたが、こぼれ球を自ら決めたゴールが決勝点になったが、チッチ監督はDFアレックス・サンドロのタックルは正当なものだと感じているようだ。
様々な因縁のあるブラジルとアルゼンチンの一戦だが、また一つの遺恨となりそうだ。
Football ZONE web編集部
最終更新:11/16(土) 21:50
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