10月16日にIOC(国際オリンピック委員会)から突然発表された2020年東京五輪のマラソン・競歩会場の札幌移転案。11月1日に正式決定するまでの経緯は今さらなので省略しますが、メディアでは「札幌はふさわしくない」的な発言が相次ぎました。
発表直後の1日午後に放送された『情報ライブミヤネ屋』(読売テレビ)では、司会の宮根誠司が前日の同番組に出演した元マラソン選手の谷口博美の発言を引用する形で「東京などは首都高の下など影が多いので言うほど暑くない。北海道の方が逆に日なたばっかりで暑い」「平坦な道で退屈」「実況アナウンサー泣かせですよ」「なんにもない。『真っ青な空、緑の木、風が吹いてます』を繰り返すしかない」「これ、どう実況します?」とコメント。
さらに『ひるおび』(TBS系列)でもMCの恵俊彰が五輪のマラソンコースになると噂されている新川通りについて「ほんとにないね、なんにも」と、全国ネットの情報番組の大物司会者が揃って札幌に対して辛口発言。
また2日、川合俊一は『あさパラ!』(読売テレビ)「(札幌市が)うちではできませんと言えば、こういうことにはならなかったんじゃないですかね」と発言。
元マラソン選手の千葉真子さんは、『ひるおび』(TBS系列)では「ないんです。何にもないんです。応援も、駅から3キロくらい離れていて、応援に行く人のアクセスも悪いので、応援が少なくなるんじゃないかという心配も私はしています」と話し、『スッキリ』(日本テレビ系列)出演時にも、新川通について「ひたすらまっすぐな道が続いて、走っても走っても前に進んでいかないような感覚になる。心が折れそうになる区間」とコメントしました。
これらの発言は、ネット上では“札幌ディス”と呼ばれ、検索ワードランキングでも一時急上昇したほどです。
でも、気になるのが地元・北海道民の反応。そこで北海道出身で、現在は東京と札幌で二拠点生活を送る私が、20~40代の道産子(どさんこ。北海道生まれの人)女性30人にアンケートを実施。彼女たちがマラソン・競歩の札幌移転に思うコトをランキングにまとめてみました。
最終更新:11/16(土) 15:46
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