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「丸Zと角Zの違いって?」~知っておきたいZの系図~【カワサキZ伝】

11/17(日) 13:30配信

webオートバイ

丸Zのアイコンはカワサキ空冷4気筒Zを象徴する900 SUPER 4、角ZはZ1-Rなど

今も根強い人気のあるカワサキのフラッグシップ空冷Zだが、新車で売られていた当時、日本国内で手に入れられた人は少なかった。

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存知の御通り、その頃大型2輪に乗るには、ハードルの高い試験クリアしなければ得られない「限定解除免許」が必要で、暴走族問題や、交通事故の急激な増加が背景にあったことからメーカー同士の自主規制で750ccを超えるオートバイは国内市場では売られていない。

さらに、1985年のプラザ合意で急激な円高になるまで1ドルは200円台中盤で推移しており、逆輸入車として手に入れようとしても、一般の人が手を出しにくい高値だった。

フラッグシップ空冷Zが街で普通に見られるようになったのはバブル景気からで、今のようにもてはやされるようになったのはバブルが弾けた90年代に入ってからだ。

メインのマーケットだった北米では、もはや古いオートバイとして安い価格で取引されているか、倉庫で隠居暮らしをしていた空冷Zが海を渡ってやってきて“絶版車”という言葉の誕生と共に、スターダムにのし上がったのである。

いろんな車種の中で、カワサキ空冷Zはずっと絶版車市場の中心にいる。

魅力はどこにあるのか。好きな人やオーナーにたずねると、多くの人が「カッコイイから」と答える。わかるけどわからない、曖昧模糊としたものだが、勝手に「カッコイイ」の理由を少しだけ考えてみたい。

空冷Zには通称『丸Z』と『角Z』がある。その違いは燃料タンクのカタチからくるもので、丸Zとは、1973年モデルとして1972年の秋に発売された初代900Super4、Z1から、Z900、Z1000まで。次のZ1-R、Z1R-II、Z1000MK-IIからZ1000(J)(北米仕様には丸タンク仕様もあるが)からが角Z。Z1000RやZ1100GPもその中に入れていいだろう。

余談だがカワサキ空冷4気筒エンジンフラッグシップの最後を飾ったのはハーフフェアリングを装着したGPZ1100だった。日本国内のナナハンでは、750RS、Z750FOURが丸Z。Z750FXからが角Zだ。

濱矢文夫

最終更新:11/18(月) 11:13
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