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洗車のプロに聞く! ボディの汚れやキズが目立ちやすい色、目立ちにくい色

11/17(日) 11:40配信

Auto Messe Web

水垢や洗車キズといった難敵が目立ちにくい色

 クルマ選びの際、ボディカラーを選ぶ際も迷うだろう。もちろん、好きな色を選ぶのが正解だが(車種によって下取り、買取に有利な人気カラーを選ぶ方法もあるが)、もし、自宅の保管場所が屋外で、“汚れが目立たない“、“キズが目立ちにくい色“を選びたいというなら、それなりの選び方がある。

白いボディは水垢が目立ち手入れが大変!【画像】

 初めてクルマを所有する人に多いのが、「濃色のほうが汚れやキズが目立ちにくい」という勘違い。屋外駐車では、ボディに堆積(たいせき)する砂ボコリなどは色が薄いため、濃いボディカラーのほうがむしろ目につきやすく、白っぽい汚れが目立ってしまう。結果、多少のホコリが付いても、汚れた感が強まってしまうのだ。

 キズに関しては、淡色のほうがキズに汚れが詰まり、黒っぽく見えてしまうケースはあるものの、洗車キズやスリキズは、むしろ濃色系のほうが目立ちやすい。実際、新車に試乗したとき、屋内保管でまだ数百キロしか走っていないにもかかわらず、撮影しようとすると細かな洗車キズがギラギラするのは、濃色のボディカラーなのだ。もし、そのクルマが大型ミニバンのようなボディ面積の大きなクルマだと、磨くのも大変。磨きに出したとしても、料金は割り増しである。

 しかも、屋外駐車でボディに雨や洗車後の水道水が残ったままにしておくのはタブー。ボディに乗ったままの水滴に直射日光が当たると、水滴がレンズ効果を生み出し、塗装を焼いてしまうリング状のウオータースポットが残る。それが白っぽいシミなので、濃いボディカラーではひときわ目立ってしまうのだ。

 ちなみに、濃色のボディカラーとは、アルファード&ヴェルファイアで言えば、高級感もあるブラックはもちろん、グラファイトメタリックやダークマイカメタリックなど(新車の試乗会では洗車キズでギラギラしていて写真が撮りにくかった)。

淡色系は水垢が目立ちやすい弱点も

 ならば、淡色、白いボディカラーだとどうかと言えば、確かにホコリ汚れは目立ちにくい。ウオータースポットのシミも同様だ。が、淡色のボディカラーには、水垢(みずあか)という大敵がいる。ドアミラーやドアアウターハンドルの内部の汚れが雨水とともに流れ落ち、そこに紫外線が当たることで黒っぽい線上のシミ=水垢が付着。放置しておくとガンコなシミになってしまう。こちらは濃色のボディカラーだと目立ちにくいが、淡色、特にホワイトだと目立ちまくる。長らく屋外駐車すると、天井がべったりと水垢汚れになっている例もある。

 よって、屋外駐車の場合は淡色系カラーも注意が必要。塗装は系年変化で少しずつ退色していくため、白のボディカラーでもオーナーは「白いまま」だと思いがちだが、新車の白と比べてみると一目瞭然。黄色っぽくなっていたりするのである。同色のタッチアップペイントを使った時、色がまったく合わないのは、そのためだ。

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最終更新:11/17(日) 11:40
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