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自称“便秘”は便がたまっていないだけ!? 理想の「バナナ便」を出せるセルフケア3選

2019/11/17(日) 10:00配信

週刊女性PRIME

バナナ便をするりと出す「3つのセルフケア」のまとめ

●1日15g以上の食物繊維をとる

 各食品の食物繊維含有量を計算して、調理にバランスよく取り入れるのがコツ。外食は和食よりもイタリアンが〇

●下剤も適量なら使用する

 便をしっかりためた状態で、それでも2~3日出なければ服用もOK。量を調整しながら適度なやわらかさのバナナ便を目指そう

●排出した便の形状を見る

 コロコロか水っぽいのか、自分の排便を見れば大腸の動きの速さや、腸に便がたまっているかどうかを把握することができる

神山先生に聞いた便秘の常識・非常識

 便秘が続くと大腸がんになる?

 大腸のがん化のメカニズムはまだわからないことが多く、大腸ポリープががんになることはありますが、便秘によって大腸がんになることはありません。

 例えば、排便と大腸がんの関係について、1万5000人を「1日2回以上」「1日1回」「3日に1回」の3グループに分けて10年間フォローアップした結果、大腸がんの発生率に差がなかったという研究データもあります。

 ただ、「3日間出ないから便秘」などと、便秘をどう定義するかによってまた結果は変わりますし、そもそも便秘をきちんと定義する、証明するのが難しいのが現状なのです。

 便秘ではないけど下痢が続く

 下痢の原因は多様で、最近では隠れた食物アレルギーの影響もあるとされています。少なくとも炎症のない下痢であれば慌てることはありませんが、潰瘍性大腸炎やクローン病など、大腸の問題からくる下痢の場合、炎症性腸疾患という国の難病指定されている病気の可能性も見過ごせません。

 下痢が1週間でおさまるようなら様子見でいいと思いますが、1か月続くようでしたら専門の病院に見てもらいましょう。もしくは下痢に少しでも血が混ざっている場合も、早めに受診してください。

 便秘は老化を促進させる?

 それは逆で、「老化によって促進するのが便秘」と考えてもらったほうがいいでしょう。例えば最近わかってきているのが、アルツハイマー型認知症、レビー小体型認知症では腸の細胞の減少が確認されていますが、それによって「便秘と感じてしまう」「便を出そうとしすぎてしまう」傾向にあると研究でわかってきています。

 たしかに老化と便秘は関係するとは思いますが、本当に便がたまっている便秘とは異なり、老化の症状と便秘のイメージと合致するパターンに陥っていくのだと思います。

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最終更新:2019/11/17(日) 10:00
週刊女性PRIME

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