ここから本文です

萩生田文科相下で進む認可手続き。審議会へ諮問された「幸福の科学大学」とは?

11/17(日) 8:32配信

HARBOR BUSINESS Online

 萩生田光一文科相が11月13日、設置認可申請中の「幸福の科学大学」を含め大学・短大15校について、認可の可否の審査を大学設置・学校法人審議会に諮問した。幸福の科学大学が2014年の申請時に不正行為があったため5年間認可しないペナルティが課されていたことも含めて、時事通信や朝日新聞などが報じた。

⇒【画像】「隔離措置」中の生徒のスケジュール表の一部。未成年者のマトモな教育を受ける権利を侵害している

 諮問を受けて、今後は大学設置・学校法人審議会が審議。来年8月末に答申を行い、文科省が可否を判断するというスケジュールだ。

 幸福の科学大学の前回の不認可やペナルティの理由、そこに萩生田文科相が関与していた事実については、先日本誌でもリポートした通り(「身の丈」発言だけじゃない。萩生田文科相と認可再申請中の「幸福の科学大学」の危うい関係)。今回は、幸福の科学が目指す教育の実態と、大学を認可することの問題性についてさらに掘り下げたい。これを踏まえることで、萩生田文科相の問題も再認識できるはずだ。

大学ではない「ユニバーシティ」を開設

 前回申請時、幸福の科学大学は2015年開学を目指していたが2014年に不認可に。ところが幸福の科学は、大学にする予定だった千葉県長生村の施設を「ハッピー・サイエンス・ユニバーシティ」(HSU)として、予定通り2015年4月に「開学」させてしまった。現在まで5年間、「大学ではないユニーバーシティ」として運営されている。

 大学はおろか各種学校((予備校、自動車学校、日本語学校、神学校などが含まれる)などの認可も得ていないHSUは、「教育」内容に文科省ほか行政の干渉はない。おかげで、今年10月の再申請の具体的内容は明らかになっていないもののHSUの実態を見ることで、幸福の科学が目指す「大学」の本当の姿が垣間見える。

 前回の記事で紹介した通り、2013年に教祖・大川隆法総裁は教団内での講義でこう語った。

「認可が下りるまでは一応、文科省の指導方針に合わせた方向で作っていくが、逸脱していくことは当然ありうる」(「『教育の使命』講義」より)

 仮に認可を得たとしたらその後、幸福の科学や大川総裁はどのように「逸脱」させていこうと目論んでいるのだろうか。

1/4ページ

最終更新:11/17(日) 11:56
HARBOR BUSINESS Online

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事