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「パスポートがないと内定取り消し?」という就活相談で考える最低限の準備

11/17(日) 8:47配信

bizSPA!フレッシュ

「あの、期日までに必要書類が用意できなくて。具体的にはパスポートが切れてしまってて、申請に時間がかかりそうなのですが……」

 これは、筆者が実際に受けた相談です。短期大学に進学したAさんは公務員を目指していましたが、在学時は公務員試験に失敗し、就職先が決まらないまま卒業。そのあとフリーターをやりながら民間就職に挑み、ある会社に入社することが決まりました。

 しかし、いざ内定をもらうと、住民票やら年金手帳やら、入社手続きに様々な書類を用意するように会社から指示されます。

Aさんの入社前トラブル

 筆者は株式会社UZUZで、就活生や第二新卒者のキャリアカウンセラー業に従事していますが、ある程度、転職経験を積んだ方であれば、そういった書類の用意もスムーズにできます。しかし、初めての場合だと戸惑ったりする方が多いようです。

 そんなAさんから、入社3日前に冒頭の相談が私のもとに届きました。

「すみません『顔写真付きの証明書類』が必要なのですが、パスポートを見たら、期限が切れていました。住基カードは手元にあるのですが、顔写真が付いていないタイプなので使えなくて……マイナンバーカードや運転免許証は持っていないんです。内定、取り消しになってしまうでしょうか?」

 Aさんは内定取り消しになるかもしれない恐怖で気が気ではない様子でしたが、さすがに、このケースで内定取り消しにはなりません。

 実際、会社からは「書類自体は後日でもかまわないけど、納期ギリギリに手をつけ始めちゃだめだよ~」と、ほんのちょっと怒られてしまうだけで済みました(※面接時に出した履歴書に虚偽の内容を記載していて、住民票などの情報と違っていた場合などは「経歴詐称」として内定取り消しされることはあり得ます)。

用意する書類の多さに辟易

 住民票記載事項証明書、雇用保険被保険者証、年金手帳、源泉徴収票、給与所得者の扶養控除等(異動)申告書、マイナンバー、給与振込先の届出書など入社するにあたって用意する書類は多いです。

 雇用保険被保険者証や源泉徴収票は前職がある人のみですが、管理が苦手な人にとっては辟易してしまうかもしれません。

 今回はAさんのように、社会人経験がなく入社前に用意ができず焦ってしまうケースをいくつかお伝えします。そして、入社前に必要になってくる書類や手続きに関してお話できればと思います。

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最終更新:11/17(日) 12:50
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