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【FC東京】大金社長「長谷川健太監督とともに“勝利へ向かう組織“作りを」

11/18(月) 7:31配信

GOETHE

現在、Jリーグで優勝争いをしているFC東京。史上最高の観客動員数も記録するなど、ここ数年で激に進化し続けているのはなぜか。その鍵を握り、FC東京を支える各分野のプロフェッショナル6人にインタビューを行い、躍進の秘密を解き明かしていく連載【FC東京躍進の理由】。第5回は、FC東京社長・大金直樹。

首都・東京のクラブとして、優勝しなければ!

大金直樹は、プロサッカークラブ・FC東京を運営する東京フットボールクラブ株式会社の代表取締役社長である。

1966年生まれの52歳。茨城県日立市育ち。身長180cmオーバーのスタイリッシュな立ち居振る舞いはいかにも首都・東京のクラブを牽引するリーダーらしいが、それもそのはず。大金は、FC東京の前身である東京ガスサッカー部の選手だった。

筑波大を卒業後、東京ガスの社員選手としてサッカー部に入部した。当時の日本サッカー界においてはJリーグの下部リーグに相当するJFL(ジャパンフットボールリーグ)で活躍し、チームのキャプテンを務めるなど1995年までプレー。クラブが1999年にJリーグに加盟したことを考えれば、歴史的に非常に重要な“夜明け前”を選手として支えたことになる。

その後、営業畑で社業に専念していたが、2002年にビジネススタッフとしてFC東京に出向。2011年から常務取締役を務め、2015年に代表取締役社長に就任した。もちろん、東京ガスサッカー部OBの社長就任は同社として初めてのことだ。

「就任当初に考えていたのは、『タイトルを獲りたい』ということです。FC東京は2004年と2009年にカップ戦、2011年に天皇杯で優勝しましたが、それ以来タイトルから遠ざかっていました。J1リーグ戦での優勝経験はありません。やはり、首都・東京にあるクラブとしてそれではいけない。そう強く思っていました」

愚問を承知で、「どうしてタイトルが必要なのか?」と聞いた。その答えには、プロスポーツクラブとして追い求めるべき姿勢がある。

「やはり、プロスポーツクラブは、ただ単に収益を伸ばすために存在しているわけではありません。私たちの仕事や使命は、スポーツが好きで、サッカーが好きで、FC東京を応援してくれる人たちに夢を与えること。エキサイティングなワクワク感は、やはり勝利を目指さなければ生まれません。私はプレーヤーとしてはアマチュアでしたが、サッカーを通じて、家族や応援してくれる人と喜びを分かち合うことの価値を理解しているつもりです。あの喜びを、ひとりでも多くの人に感じてもらえる存在でありたい」

この数年間、FC東京はいつも「優勝を狙えるチーム」と評価されながら、期待どおりの結果を手に入れられない時間を過ごしてきた。大金が社長になって1年目の2015シーズンは年間4位と上位争いを演じたが、その後は9位、13位と低迷した。

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最終更新:11/18(月) 7:31
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