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新型ポルシェ911カレラ4S日本上陸!最上級の賛辞を贈りたくなる理由【試乗記】

11/18(月) 6:01配信

ダイヤモンド・オンライン

 8thモデルとなるブランニュー911、992型が上陸した。新型は2WD/4WDとも全幅1852mmのグラマラスフォルム。カレラ4Sは450psを発揮する3リットル水平対向6気筒ツインターボをリアオーバーハングに搭載し、4輪を駆動する。パフォーマンスは、トップスピード306km/h、0→100km/h速3.4秒と圧倒的。新型は“伝統と革新”のまさにスーパーな911、マニア垂涎のマトである。

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● ポルシェ初の量販ピュアEVは まさに社運をかけた1台

 ポルシェは、ピュアEVスポーツカーのタイカンを発表し、新たな時代に突入した。巨額の投資を行って生産拠点を新設したポルシェ初の量販ピュアEVは、まさに社運をかけた1台だ。

 とはいえ、このブランドにあって、つねにその象徴であり、イメージを牽引する存在は911シリーズだ。時代の趨勢(すうせい)から見て、最後の“純エンジン搭載911”となりそうな最新モデル、992型がいよいよ日本に上陸した。

 ボディサイズは全長×全幅×全高4519×1852×1300mm。ディメンションは従来の991型(同4499×1808~1852×1298mm)とほぼ同じ。後輪径がワンサイズ大きいタイヤを標準採用する仕様になって、新型は“ワイドボディ”を全車に標準化。1852mmという全幅は、従来のカレラ4系と同値である。“どこから見ても911”なルックスの特徴は、新たにフロントフード上に刻まれた“空冷時代”を想起させるプレスライン、左右テールランプ間を結ぶLEDストリップ、ルーバーと一体にビルトインされたハイマウントストップランプである。グリップタイプだったドアハンドルが、走行時にフラッシュサーフィス化するリトラクタブル式に変更された。

 試乗車は、450psの最高出力と530Nmの最大トルクを発するツインターボ付き3リットル水平対向6気筒エンジンを搭載するカレラ4S。アクティブスタビライザー(PDCC)やリアアクスルステアリングなど多数のオプションが装着されていた。

 車両総額は2170万円超。オプション金額がほぼ400万円に達する影響が大きいものの、初の水冷エンジン911となった996型(1997年デビュー)の車両本体価格は1000万円以下だった。911がモデルチェンジのたびに“よりいっそうスーパースポーツカーの方向に舵を切っている”流れは、内容的にも価格面でも明白だ。

 ドライバーズシートに身を落ち着ける。992型のエンジンスタートはキー操作ではなく、キーノブを模したダッシュボード上の突起をひねる方式に変更された。それでもスイッチがステアリングコラムのドア側にある点や、ドライバー正面に5眼式メーターをレイアウトするのは、特徴的な外観と同様に“911のアイコン”を意識したからだろう。

 メーターは、クラスター中央のタコメーターがメカ式で残されたものの、ほかの4眼はディスプレイ上のグラフィック表示に変更された。バーチャル式メーターや、走り以外の機能を多数盛り込んだダッシュボード中央の大型ディスプレイスイッチは、“時代の要請”と理解しつつも、古くからのファンを中心に評価が分かれそうだ。

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最終更新:11/18(月) 6:01
ダイヤモンド・オンライン

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