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韓国を破り世界一! プレミア12で見えた東京五輪の4番、捕手、救援陣。

11/18(月) 12:26配信

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 野球の国際大会「第2回プレミア12」は11月17日、東京ドームで決勝戦が行われ、日本が韓国を5対3で下して同大会初優勝を飾った。

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 日本代表の国際大会での優勝は2009年のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で2連覇を達成して以来で、10年ぶりの世界一戴冠となった。

 「日の丸をつけて野球界のために、とにかく世界一になりたいという思いが非常に強かった。何とか勝たせてあげたいと、そんな一心で選手がよく頑張ってくれたと思います」

 選手の手で8度、宙を舞った稲葉篤紀監督は、こみ上げるものを抑えることができずに男泣きしていた。

 悲願の世界一奪回。指揮官が指摘したように選手の頑張りが光った大会でもあった。特に来年7月29日に開幕する東京五輪の野球競技に向けて、この勝利の中で数多くの選手が名乗りを挙げた。そこがこの世界一での大きな収穫といえるものだった。

鈴木誠也の存在感。

 その筆頭が台湾でのオープニングラウンドから全8試合で「4番」を任され、打率4割4分4厘、3本塁打、13打点をマークして大会MVPに選出された鈴木誠也外野手(広島)の存在だ。

 日本代表の4番は、ここ数年はDeNAの筒香嘉智外野手が務めてきた。中南米系の投手の動くボールに対して、ポイントを近づけて逆方向へも長打を打てる。国際大会での適応能力の高さを持った打撃で、不動の4番として君臨してきていた。

 だがその筒香がこのオフにポスティング制度を使ってのメジャー移籍を表明し、東京五輪に向けての侍の“4番問題”解決は急務のテーマだったのである。

 候補としては故障で今大会は出場辞退となったソフトバンク・柳田悠岐外野手らの名前が挙がっていたが、稲葉監督の理想の4番は右打者。その期待に応える結果を残した。

逆境で流れを変える一打を放つ。

 今大会での鈴木の最大の功績は、逆境の時に流れを変える一打を放ち続けてきたことだった。

 オープニングラウンドのベネズエラ戦で1点を先行されて嫌なムードが流れた直後の5回に勝ち越しタイムリーを放つと、続くプエルトリコ戦では先制3ラン、台湾戦でも先制のタイムリー三塁打。

 日本に戻ったスーパーラウンドでも初戦の豪州戦で2点を先制された直後の4回に、反攻のノロシを上げるソロ本塁打を放つとメキシコ戦でも先制タイムリー。

 決勝の韓国戦ではいきなり1回に先発の山口俊投手(巨人)が2本塁打で3点を失った直後の2死一塁から左越えにタイムリー二塁打を放って嫌なムードを振り払った。

 4番の条件とは監督、チームメイトやファンが打って欲しいと思うときに、その期待に応える一打を打てる打者だとすれば、まさにこの大会での鈴木は満点の4番打者だった。

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最終更新:11/18(月) 14:56
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