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キャッシュレス決済の落とし穴 目先のポイントにつられ家計ピンチに

11/19(火) 7:00配信

マネーポストWEB

 急速に普及したキャッシュレス決済は、“便利そう”“得しそう”というイメージから、多くの利用者を獲得した。しかし、キャッシュレスには大きな落とし穴がある。とくに、手軽さやポイント還元に危険が潜んでいるという。

 コンビニ店員が商品をピッ、ピッとやるたびに、レジ画面の「合計金額」の下に表示された「値引き金額」がどんどん増えていく。なるほど、わかりやすい。店舗前には「2%還元」の赤い旗がはためいて、ガラスにもシールが貼られているから、それはもうよくわかってる。電子マネーで支払うと、値引きされるんですよね。そうそう、キャッシュレスだっけ。そんなことを思いながら、財布の中から現金の千円札を取り出す──。

 そんな、ちょっと寂しいような、後ろめたいような、複雑な気持ちを抱えながら、「〇〇ポイント使えます」「〇〇ペイ利用可」のシールが貼られたレジで買い物をする人が日本列島に急増中だ。

《キャッシュレス/ポイント還元》《〇〇ペイ》は今年の新語・流行語大賞にノミネート。QRコード決済サービス「PayPay」は利用者に200億円を配った。政府は来年6月まで1日平均10億円の税金を、キャッシュレス決済の人に配り続けるという。

「キャッシュレス派」は得することばかり。「現金派」は、時代に乗り遅れた“弱者”なのか──本誌が徹底取材すると、意外な真実が見えてきた。

 千葉県に住む佐藤真由美さん(51才)はスマホやパソコンに詳しく、ママ友から頼りにされる“ITママ”を自認。ポイントカードやクレジットカード、電子マネーの裏技を調べ、活用することにハマっている。

「キャッシュレス払いにするとポイントが貯まるし、前は水筒を持って外出してたけど、今はコンビニのペットボトルを“ピッ”ですね。目に見えてポイントが貯まっていくのがうれしくて、今はお買い物が楽しくなった。貯まったポイントで好きなお菓子を買うのが楽しみなんです」

 現金では決して買えない“買い物天国”ネットショッピングももちろん活用。

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最終更新:11/19(火) 7:00
マネーポストWEB

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