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キュウリを食べるとビタミンCが破壊されるって本当?

11/19(火) 12:44配信

ハルメクWEB

今年は、プランターでキュウリを育てています。グリーンカーテンではゴーヤを育てているのですが、家族全員キュウリをよく食べるので、「キュウリも作ろう!」ということで意見が一致したのです。

キュウリは、カリウムやビタミンK、ビタミンCが豊富! おまけに最もローカロリーな野菜として、ギネス世界記録に登録されているほどです。サラダや浅漬け、冷やし中華にもたっぷりトッピングして……、などとワクワク考えていたら、なんと「キュウリを食べるとビタミンCが壊れる」といううわさを聞いてしまいました!

これはどうやら、キュウリとほかの野菜を一緒に食べると、ほかの野菜に含まれるビタミンCを壊してしまうということのようです。ビタミンCが壊れる!? これはいったいどういう意味? ビタミンCを取りたくて普段から野菜をたくさん食べているのに、逆効果だったということかしら。

気になったので調べてみることにしました。

「キュウリを食べるとビタミンCが壊れる」といううわさは、キュウリに含まれる「アスコルビナーゼ」という酵素物質が関係しているようです。

ビタミンCには、「還元型ビタミンC」と「酸化型ビタミンC」がありますが、キュウリに含まれるアスコルビナーゼには、この還元型ビタミンCを酸化型ビタミンCに変えてしまう働きがあるのだとか。つまりは、ビタミンCを酸化させてしまうということです。

たとえばキュウリとトマトを一緒に食べたとしますよね。すると、キュウリに含まれる酵素物質「アスコルビナーゼ」が、トマトのビタミンCを酸化型に変えてしまうということ。ビタミンCが壊れる、と言われていたのは、トマトのビタミンCが酸化することを意味していたようです。

では、ビタミンCが酸化すると栄養素として吸収されないのでしょうか? 

ご心配なく! 以前は、酸化したビタミンCには栄養価に含まないとされていた時期もあったようです。けれども、現在では、この酸化したビタミンCは、体内に入ると酸化還元反応により再び還元型ビタミンCに戻ることがわかっています! そのため、いったん酸化したビタミンCでも従来のビタミンCと同じ栄養価があると認められています。

キュウリがトマトなどの野菜に含まれるビタミンCを壊すというのは、誤りだったとわかりました。よかった~、これで安心してキュウリをいっぱい食べられそうです。

最終更新:11/22(金) 15:00
ハルメクWEB

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