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皇室ファンが奉祝曲の嵐を絶賛「芸術家に見えた」〈AERA〉

11/20(水) 11:30配信

AERA dot.

 11月9日の国民祭典、クライマックスは奉祝曲の披露だった。集まった3万人とステージ上の人々は両陛下がいる正門石橋のほうを見つめた。AERA 2019年11月25日号に掲載された記事を紹介する。

【写真】辻井伸行さんの演奏に、会場の人々は引き込まれた

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 即位パレード前日の9日、天皇陛下の即位を祝う「国民祭典」が皇居前広場で開かれた。この日のクライマックスは第2部「祝賀式典」における奉祝曲の披露だった。

 午後6時ごろ、天皇陛下と皇后雅子さまを迎えるにあたり、会場に集まった約3万人(主催者発表)はLEDの提灯に明かりをともして起立。ステージ上の人々と共に、観客から向かって左側にある正門石橋に向き合った。約3分の静寂の後、音楽と共に両陛下が正門石橋に姿を見せ、人々は日の丸の小旗を振ってお二人を迎えた。

 奉祝曲「Ray of Water」とは、「水に差し込むまばゆい光」を意味するという。3部構成で約13分。オーケストラ演奏の第1楽章が「海神」、辻井伸行さん(31)のピアノ演奏が加わった第2楽章が「虹の子ども」。陛下はときおり体を揺らしながら楽曲に聴き入り、雅子さまは隣で微笑んでいた。

 そして第2楽章が終盤に差し掛かったとき、燕尾服に黒い蝶ネクタイ姿の「嵐」の5人が少年少女の合唱団の間から登場した。やや緊張した面持ちの5人に、雅子さまは優しい笑みを浮かべた。5人は両陛下の前に並ぶと、深々と一礼した。

 第3楽章の「Journey to Harmony」の始まりは、5人のハーモニーだった。そして相葉雅紀さん(36)、松本潤さん(36)、大野智さん(38)、二宮和也さん(36)、櫻井翔さん(37)のソロパートへ続き、再び5人の合唱へ。陛下が水問題の研究をライフワークとしていることから、歌詞には「大河」「ひとしずく」「雨」など水に関するフレーズも盛り込まれた。最後は大野さんのソロから5人の合唱となり、オーケストラの演奏、少年少女の歌声と共に会場に響き渡った。終盤、雅子さまが目をうるませ、涙をぬぐう仕草を見せた。

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最終更新:11/20(水) 11:30
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