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犯罪歴もわかる!? 入居者審査で「運転免許証番号」を見るワケ

11/19(火) 10:00配信

幻冬舎ゴールドオンライン

不動産投資において、最大のリスクは「空室」ではなく「家賃滞納」であるといっても過言ではありません。本記事では、株式会社CFネッツ代表取締役兼CFネッツグループ最高責任者・倉橋隆行氏監修の書籍『賃貸トラブル解決のプロと弁護士がこっそり教える賃貸トラブル解決の手続と方法』(プラチナ出版)より一部を抜粋・編集し、実例とともに「賃貸トラブル」の予防策や解決法を具体的に解説します。

「入居申込書」は建物賃貸借契約書の一部

それでは、実際に賃貸物件の入居審査を行っているところで、どんなところに注意したらいいのかということを説明しておきます。

(1)申込規定

実際に当社で使っている入居申込書では、左側に物件名、転居理由が書いてあって、本人の内容を書く欄です。勤務先の部分は、当社では、転職の履歴なども、勤続年数も聞いています。右側は、緊急連絡先、連帯保証人について書いてもらいます。右下のこの四角い枠で囲った部分に、当社の申込書の一番の特徴である「申込規定」というのを掲載しています。

その申込規定を細かく説明しておきます。

・保証会社への加入…契約者自らが保証人をたてることを希望して申し込みをされても、その保証人では入居審査が通らないかもしれないというときに保証会社に振り替えることができるようになっています。

・火災保険への加入…どの火災保険でも構いませんが、必ず加入してもらうようにしています。これは火災等が発生して契約者に過失があった場合、すべて保険で賄えるようにすることでリスクを回避させています。

・各種書類の提出、提出書類の返却なし…審査するときに必要な書類等は提出してもらわないと審査はできませんし、たとえ審査結果がNGでも、その書類は返却しない旨の注意書きが書かれています。入居審査が通らないような人の中には、難癖をつけて契約に結び付けようとする人も多くいて、書類が返せないなら契約しろなどと言われない為の布石でもあります。

・個人情報の提供

・鍵交換のキャンセル費用…入居審査がOKになり、契約日も決まり、契約に向けて鍵を交換した後にキャンセルされた場合、鍵交換の代金を負担してもらう旨の注意書きが書かれています。

・審査NGの理由の非開示…入居審査が通らなかった理由を聞いてくる人がいますが、そこでの口論や無駄な摩擦を避ける為に書かれています。当社の場合、アセットマネージメント事業部がオーナーチェンジ(建物賃貸借契約を引き継ぐ契約)物件を当社のクライアントに購入してもらって、当社の賃貸管理会社が引き継いで管理するということが多く、その引く継ぐ建物賃貸借契約書には入居申込書の添付がないものが多いです。また、あったにしても当社の入居申込書に比べて他社の申込書は、告知項目としては全然少ないものがほとんどです。転居理由もなく、入居希望日も空欄になっていたり、申込人の署名もない。とくに転居理由がわからない、何でここに住んでいるのかという理由がわからないのは、私には理解できません。

当社では入居申込書は建物賃貸借契約書の一部であるとの位置付けにしてあります。たとえば、入居申込書は、後日、建物賃貸借契約書に添付され、万一、記載事項に不実が記載された場合、この契約は解除される、ということを申込人に説明します。仮に虚偽を記載して申込みをしようとする人等は、この時点で申込みを躊躇することになりますので、不当な入居者を事前に排除できることになります。

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最終更新:11/19(火) 10:00
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