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子どもを言い訳にするなと言われた女性、子育てに理解ある店長に涙した漫画 「かっこいい」

11/19(火) 7:10配信

オトナンサー

 働く母親によく理解を示してくれる上司を描いた漫画「神店長のはなし」がSNS上で話題となっています。新しい店長が着任し、いつものように面談に臨んだ女性。子どもの世話をするため、急に休みをもらうことがあると恐縮して伝えると…という内容で「素晴らしいです」「かっこいい」「こんな人がもっと増えてほしい」などの声が上がっています。作者の女性に聞きました。

【漫画】本編を読む

男性が多く、体育会系的な職場だった

 この漫画を描いたのは、育休中のワーキングママで3児の母、まめまま(ペンネーム)さん(26)です。インスタグラムで子育て漫画を発表しています。

Q.漫画を描き始めたのは、いつごろからでしょうか。

まめままさん「インスタグラムで育児漫画を読み、『子どもの面白かわいい瞬間を記録できるなんてすてき!』と思い、自分も始めました。写真や動画に収まらない瞬間を全部記憶することはできませんが、漫画にすればいつでも見返せますから」

Q.今回の漫画を描いたきっかけは。

まめままさん「私の会社は男性が多く、体育会系な雰囲気があり、子どもがいることで肩身の狭い思いをしてきました。ですが、この神店長に出会ったことで、私自身が悪いわけではないと気付き、周りの意識を変えてくれたことで『同じ職場、仕事内容なのにこんなに働きやすく変わるのか』と感動しました。『みんなに共有して、神店長を増やしたい』と描きました」

Q.店長が泣かせたのはまめままさんが2人目ということですが、1人目の方は、どのような理由で泣いたのでしょうか。

まめままさん「詳しくは聞いていませんが、私と同じように店長の考え方に感銘を受けて涙したらしいです」

Q.神店長が着任する前は、どのような苦労があったのでしょうか。

まめままさん「引き継ぐことがタブーだったので残業せざるを得ず、保育園は夜8時までなのに退勤は夜9時ということがありました。しかも、2回も。泣きながらお迎えに行き、保育園の先生には『何を考えてるんだ』と叱られましたね。

子どもの熱で仕事を休むときも、まず直属の上司に電話して謝罪し、店長代理に電話し、副店長、店長と何人もの人に連絡リレーをしていました。そして、休み明けの上司からの威圧的な空気、同僚の気まずい空気もつらかったですね。まるでサボったみたいに。でも当時は、それが当たり前でした」

Q.この店長が来て、仕事への意欲は上がりましたか。

まめままさん「めちゃくちゃ上がりました(笑)『神店長のために何かしたい、恩返ししたい!』という思いがあふれました。実際に売り上げも伸び、時短勤務なのに営業成績がかなり上位になったこともありました」

Q.ママにとって、どうすれば働きやすい職場になると思いますか。

まめままさん「私がしてもらってうれしかったのは、退勤時刻に仕事をしていると同僚や後輩が『代わりますよ』と言ってくれたり、休みの連絡も1人に連絡すると『あと伝えとくからゆっくり休んで』と言ってくれたりしたことです。

神店長の方針で、子どもの病欠は有給を使わせてくれましたが、他のメンバーにも柔軟に有給を使わせてくれていたので、『ママだけずるい』とはなりませんでした。休み明けも『気にしないで、仕方ない大丈夫だよ』と声をかけてくれるだけでも気持ちが違います。もちろん、私も他のメンバーが病気などで休んだときは倍頑張ります」

Q.漫画について、どのような意見が寄せられていますか。

まめままさん「想像以上にコメントやいいねを頂き、正直びっくりしました(笑)『こんな上司のもとで働きたい』『泣きました』というコメントが多かったのですが、『うちの店長もそうです』というコメントは少なくて…神店長みたいな人はかなりレアなんだと、ちょっと悲しくなりました。

今後、働く女性が増える中で、女性を雇うとはどういうことなのか、雇うならばどこまで考え、フォローしなければいけないのか、企業側も考えるべきだと思いました」

Q.創作活動で今後、取り組んでいきたいことは。

まめままさん「基本的には今後も、3人の子どもの育児日記として、面白かわいい瞬間を漫画にしていけたらなと思っています。たまに、感動したことやママのためになる情報があれば、積極的に描いていきたいです。似顔絵を練習しているのでもっと画力を上げて、フォロワーさんへの似顔絵プレゼント企画などをやってみたいです」

オトナンサー編集部

最終更新:11/19(火) 17:18
オトナンサー

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