ここから本文です

影山貴彦のテレビのホンネ。アイドルたちの汗光る 「なにわからAぇ!風」

11/19(火) 8:05配信

ウォーカープラス

■ 笑いのセンスを磨くことは 間違いなく今後の彼らの糧となる

放送局のプロデューサーから女子大の教員に転じ18年目になる。前職が16年弱だったので、大学教員の方が長くなった。転職後もメディアと関わり、それを仕事にできていることを幸せに思う。

関連記事からアーカイブをチェック!

 以前に比べ、知識が増したことがある。それは、教え子たちが熱く応援しているアイドルたちの動向についてだ。自分たちが大好きなアイドルに対して、真っすぐに、熱い声援を送る姿は、とても清々しいものだ。彼女たちからさまざまな情報を吸収できることは、私自身のエンターテインメントの研究の幅を広げることに役立っている。教え子たちも、私のようなおっさんに、アイドルの世界を「教える」ことは、普段の講義とは逆の立場となり、まんざらでもない気分のようだ。

 カンテレで11月4日にスタートした「なにわからAぇ!風吹かせます!~なにわイケメン学園×Aぇ!男塾~」。関西ジャーニーズJr.の人気の2組、なにわ男子とAぇ!groupのメンバーたちが出演する、両ユニットにとって初めての冠番組だ。ファンたちは大喜びだろう。私のゼミにも既に熱き番組ファンが何人もいる。

 次世代のスターになるために、さまざまな企画に挑戦するというのが番組のコンセプトだ。ただし、そこは関西の番組なので「お笑い」の要素が欠かせない。笑いのセンスを磨くことは、間違いなく今後の彼らの糧となる。芸人が焦るほどの「芸達者」が番組をきっかけに生まれることもあるかもしれない。

 なにわ男子は「なにわイケメン学園」に、Aぇ!groupは、「Aぇ!男塾」に通ってる設定で、互いに負けじとハードな?ロケをこなしていく。ロケの出来が悪かったメンバーを「赤点生徒」として発表するのは、学園と男塾の学長を務める、ますだおかだの岡田圭右だ。岡田がいい味を出している。若きアイドルたちの「汗」を楽しめる番組だ。

【著者プロフィール】影山貴彦(かげやまたかひこ)同志社女子大学 メディア創造学科教授。元毎日放送プロデューサー(「MBSヤングタウン」など)。早稲田大学政経学部卒、ABCラジオ番組審議会委員長、上方漫才大賞審査員、GAORA番組審議委員、日本笑い学会理事。著書に「テレビドラマでわかる平成社会風俗史」(実業之日本社)、「テレビのゆくえ」(世界思想社)など。

(関西ウォーカー)

最終更新:11/25(月) 15:36
ウォーカープラス

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事