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五輪女王・ザギトワも必死。 吹き荒れるロシア3人娘の新風

11/19(火) 6:40配信

webスポルティーバ

11月15日から行なわれた、グランプリ(GP)シリーズ・ロステレコム杯女子は、アレクサンドラ・トゥルソワ(ロシア)が、その4回転ジャンプの威力を見せつける大会になった。

羽生結弦 スケートカナダ フォトギャラリー

 トゥルソワは15日のショートプログラム(SP)で、後半の連続ジャンプで3回転ルッツを降りたあとに3回転ループを付けられず、3回転トーループになってGOE(出来ばえ点)加点は0.67点に抑えられた。

 だが、前戦のスケートカナダより前半のダブルアクセルと3回転フリップの加点を微増させ、演技構成点も0.48点伸ばす33.92点。その結果、SPはスケートカナダより0.19点低いだけの74.21点で滑り出した。

 翌日のフリーでは、スケートカナダと同じように冒頭の4回転サルコウで転倒しただけではなく、後半の得点源である3回転ルッツからの連続ジャンプの3回転ループで転倒。だが、それでも160.26点を獲得し、合計を234.47点にして優勝を決めた。

 フリーの演技構成点は、スケーティングスキルとトランジションでは3人のジャッジが7.75点を出したのに対し、9点台や8.75点を出したジャッジもいるなど評価は若干分かれているが、8点台にはなった。

 その強さを支えているのは身体能力の高さだけではなく、練習内容にもあるようだ。フリー当日の公式練習の曲かけでは、最初の4回転サルコウを成功したあと、4回転ルッツは2回転になるミスをしたが、そのまま4回転トーループ+3回転トーループとダブルアクセルまで続けた。

 その後、コレオシークエンスから再び演技を始めると、最初の4回転トーループで転倒したがそのまま3回転ルッツ+3回転ループを跳ぶと、最後の単発の予定だった3回転ルッツに4回転トーループの転倒で付けられなかった1Eu+3回転サルコウを付けてリカバー。

 曲かけでは失敗があってもここまでは続ける、と決められていて、それをしっかり実践し、なおかつミスがあったら必ずリカバーすることが習慣づけられているようだ。それが、たとえミスをしても、引きずることがない強さの要因にもなっているのだろう。

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最終更新:11/19(火) 6:40
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