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身近な存在「窓」を媒介に建築とアートの歴史を辿る。

11/20(水) 11:55配信

Casa BRUTUS.com

マティスやクレー、デュシャンの名作など、「窓」をテーマにした作品110点余りが一挙集結!

『窓展:窓をめぐるアートと建築の旅』は、私たちの生活に欠かせない「窓」に焦点を当てた展覧会だ。世代年代を超え、建築からアートまで、国内外のアーティスト・建築家58名が手がけた、窓に関連する作品が一堂に会す。

これまで多くのアーティストや建築家が窓を主題とした、また、窓からインスピレーションを得た作品を制作してきた。ルネサンスの建築家、アルベルティが絵画を「開いた窓」と捉えていたように、窓はフレームに従って身の周りの風景を切り取り、新たな世界を見せてくれるものとして、古くから絵画と深い関係にあると考えられている。建築の分野では、採光、換気、遮蔽性といった機能を満たす技術の進展が、窓の役割や位置づけ、デザインの進化を促した。そんな窓への思慕ともいえる思いは、写真や映像、インスタレーションといったメディアにも引き継がれ、今日に至っている。

同展では、アンリ・マティスやパウル・クレー、岸田劉生の絵画から、マルセル・デュシャン、ゲルハルト・リヒターの現代美術、ホンマタカシの写真など窓に関連する作品、ル・コルビュジエやルイス・カーン、ジェームズ・スターリングなど建築家が描いた窓のドローイング、さらに窓に関する貴重資料などを展示し、窓の新たな可能性を示唆する。

展覧会から帰宅後は、ふだん気に留めることもなかった自室の窓が愛おしい存在になっているかもしれない……!?

text_Aya Hasegawa

最終更新:11/20(水) 11:55
Casa BRUTUS.com

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