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【K-1】木村“フィリップ”ミノル、突き抜ける宣言「宇宙人が地球に攻めて来た時に、地球を守る地球人として名前が挙がるようにならないと」

11/20(水) 13:00配信

ゴング格闘技

2019年11月24日(日)神奈川・横浜アリーナ『K-1 WORLD GP 2019 JAPAN~よこはまつり』で、WTKAイタリア -71kg王者ジョーダン・バルディノッチ(イタリア)と対戦するK-1 KRUSH FIGHTウェルター級王者・木村“フィリップ”ミノル(ブラジル/K-1ジム五反田チームキングス)のインタビューが主催者を通じて届いた。

【写真】前回の試合の衝撃KOシーン

 バルディノッチはサウスポーから繰り出す伸びのあるパンチと蹴りが持ち味で、戦績は20勝(7KO)4敗1分。身長181cmのサウスポーで27歳。木村はこの相手と5連続KOをかけて戦う。

■1人で走り続けるヤツが最後は注目を浴びる

──8月のK-1大阪大会では元プロボクサーの大泉翔選手に宣言通りのパンチによるKO勝利でした。

「凄く楽しかったですし、言っちゃえば試合中にステージが一個上がったなって感じました。身体的なパフォーマンスが一個上のゾーンに来たなって思いましたね。何か良い違和感を感じました。自分がいるのはここじゃない。今すぐ倒せないとって」

──今まで過去の試合でそういった感覚を感じることはあったのですか?

「ゲーオに勝った時に近いですかね。でもあの時はまだ若かったから、勢いがついてきたところにちょっとアレンジし過ぎたり、味付けを加え過ぎたり……。それで変なスタイルになってしまった時があったんですけど、今回はそこを冷静に。このまま良いところを伸ばして直すところだけ直せば、と。そういう意味で何か一個上がったなって思いましたね」

──なるほど。自分のパンチの技術は元ボクサー相手でも勝負できるクオリティまで来たというのは感じましたか?

「そうですね。彼がもっとテクニシャンだったらもっと面白い試合、違った内容の試合も出来たと思いますけど。まぁ彼のスタイルに合わせた倒し方をして、ああやってノーダメージで終われたので自信はありますね。今、練習でやってる全てがプラスに働いてる感じがあるので、このまま行けば凄い世界が待ってるなと思います」

──そして11月大会への試合も決まりましたが、すぐに練習は再開したのですか?

「ダメージは全くなかったので、何日か休んですぐにコンディショニングぐらいの軽いトレーニングは始めました」

──対戦相手が変更となりましたが、それについてはいかがですか?

「もう関係ないですね。自分らしくKOの美学・現代の侍の美学を見せます」

――今の木村選手だったら相手どうこうは関係なくなってきている感じですか?

「はい。『ミノルは相手関係ない!』ってみんなが思うような試合を一個一個出来ればなって思いますね。やっぱりこれからの時代、色んな流れを見ていると、もう対戦相手どうこうっていうのはなくなってくるのかなと思っていて。どのジャンルでもそうですけど、やっぱり1人で走り続けるヤツが最後は注目を浴びる。それを思うと対戦相手どうこうというよりは、自分が強くなって大きくなる必要がある。

 で、それを実現した先に自分と同じぐらいのビッグネームがいて“そいつ”と僕の試合が組まれたら、それがビッグマッチになるのかなって。だから自分からそれ(ビッグマッチ)を追いかけることは違うなと。自分が1人で走り続けるなかで、どこかで“そいつ”と出会った時に運命を感じだろうなと思います」

──横浜アリーナという舞台、木村選手も格闘技が好きで色々な試合を見たと思いますが、あのリングに立つという気持ちはいかがですか?

「特別ですね。最近特別が多いんですよ。K-1のおかげで自分自身がポジティブな感情になれてることはをすごく実感できています。今までよりもファイターとして生きるのが楽しいなと。横浜アリーナって会場自体も歴史があるし、色んな名勝負が生まれたところなんで、その一個に加わりたいですね」

──横浜アリーナは本当に衝撃的なKOが生まれた場所だと思いますが、そこに木村“フィリップ“ミノルの歴史も刻みたいですか?

「刻みたいです。長年格闘技を見てきたファンも『俺は長年格闘技を見てきたけどアイツすげえよな!』って感じで、かつてのK-1のヘビー級と比べても名前が残る選手になれたら幸せです」

──先ほど言っていたように1人で突き抜けるとういか。

「やっぱり突き抜けないと、K-1のレジェンドたちの顔が見えないと思うんですよ。彼らの中には強さはもちろん、知名度でも誰もが知っているところに行った選手も何人かいるじゃないですか。やっぱりそこを抜けないと駄目かなって思います」

──それこそまさに木村“フィリップ“ミノルが魅せるK-1ですね。

「そうですね。僕はずっとK-1を追って見てきて、1年~2年だけ強く輝いて消える選手より、トップに居続けることが何よりも評価されることだと思います。自分はキャリアの中で一度、調子が落ちてしまったんですけど、そこから這い上がるストーリーを見てもらいたいし、またトップに辿り着いたらそこからの維持というのも、アスリートを見る上では楽しいのかなと思います」

──木村選手の言葉を借りると、ここからは“まだ見ぬビッグマッチへの道”という試合になっていきますね。

「僕はキャリアを長く考えてるので、これからどんどん世界が変わってゆくのと一緒に僕たちも進化していけたら。物凄いビッグマッチがいつか生まれるかなって。もしかしたら将来、人間とロボットが戦う時代が来るかもしれないし、その時に人間代表で選抜されるのが僕であって欲しいなって(笑)。宇宙人が地球に攻めて来た時に、地球を守る地球人として名前が挙がるようにならないと。もちろん夢のような話ですけれど(笑)、そのくらい突き抜けたファイターになりたいです」

最終更新:11/20(水) 13:00
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