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初の人力車は恥ずかしい? 堤真一、岡村隆史らが京都・新京極でお練りと舞台挨拶

11/20(水) 22:29配信

ウォーカープラス

11月19日(火)、映画『決算!忠臣蔵』公開前イベントとして、W主演の堤真一、岡村隆史、中村義洋監督が、大石内蔵助ゆかりの地でもあり撮影も行われた京都に凱旋。新京極商店街でお練りとMOVIX京都で舞台挨拶が行われた。

【写真を見る】初の人力車について思わず本音が出てしまう堤真一と岡村隆史

本作は、これまで300本を超えるドラマ・映画で映像化された忠臣蔵とは一線を画し、”討ち入りの予算”という角度から描かれる。赤穂藩筆頭家老・大石内蔵助(堤真一)、勘定方・矢頭長助(岡村隆史)を中心に、仇討ちという一大プロジェクトを無事に決算させるため、節約やリストラなど右往左往する、涙と笑いの予算達成エンタテインメント。

新京極商店街のお練りでは、法被を着た3人が人力車に乗って登場。沿道は偶然居合わせた人やファンらであっという間に人だかりができ、歓喜の声が上がる中、堤、岡村らは「ありがとうございます!」と拡声器で呼びかけ、「ムービースター岡村隆史です」と挨拶する岡村に拍手と笑いが起きた。蛸薬師通からMOVIX京都までの約250メートルを移動し、舞台挨拶へ。

舞台挨拶では、堤が人力車でのお練りを振り返り、「恥ずかしいだけです。曝されている感がすごかったですよ」とぼやいた後、隣に乗っていた岡村が「何で男同士でこんな密着して…別に竹内結子さんでも、石原さとみさんでもええのにな。みたいなことをぶつぶつ…堤さんが言ってはりました」と暴露し、会場から笑いが起こった。

この役を引き受けるに当たって、堤は、大石内蔵助の今まで抱いていたイメージの違いや台本の面白さに心を打たれ、即決したという。

一方岡村は、会社から映画の話が来てすぐさま返事をし、だんだん内容が分かってきたようで「忠臣蔵...忠臣蔵なのかと。で、堤さんとなのか!…京都で撮るのか!関西弁なのか!で、台本きて。面白いなって思って。最初にやります言うたんですけど、だんだん事の重大さに気付き始めて、そろばんやらなあかんのかと」と演技をするにあたり、準備が必要なことに焦りを覚えたよう。そろばんの練習を積み「今までバラエティーで見る岡村隆史ではない、ムービースター岡村隆史が見れるんじゃないかな」と自信をのぞかせた。

中村監督も、脚本・監督を務めるにあたり「プレッシャーは当然あったんですけど、思い返したら一文字も脚本書けなくなっちゃうのでやめましたね」と振り返る。そして、「でも忠臣蔵の決算書の中に大石内蔵助と、矢頭長介も一緒に書いているという『預置候金銀請払帳』という赤穂派が解散してからのお金の使い道、討ち入りまでに何を使ったか。決算書であり、明細書ですよね。明細が未だに現代まで残っていた」ということに感銘を受けたと話す。「現代でも明細廃棄しちゃう人とか捨てちゃう人とかいるのに、こんな残ってるんだっていう心を打たれた。昔の人はすごいんだなと心を打たれました」と安倍首相の”桜を見る会”を思い起こさせる発言がでたが、岡村は所得隠しと申告漏れ騒動で話題となった後輩のチュートリアル徳井のことだと勘違いし、途中から苦笑い「すいません。ちゃんと、はい。いま反省してますんで」と謝る場面もあった。

本作は、関西弁で演じているのも特徴の一つ。堤は「赤穂ですので、関西弁が当然のはずなんですけど、どうしても歌舞伎のイメージなんでしょうね(関東弁が多い)。今回、田舎のご家老とういうよりは、すごく人間的に一人一人の役が愛おしくなるようなそういう作品で、僕はこの作品はコメディーとか言いたくないんです。確かに笑えるところはあるんですけど、人間関係を細かく描いてるし...ねっ!」と不意に岡村に振ると、「はい」と小さく返事。まるで映画の役どころのようで会場は笑いに包まれた。

役者には芸人も多く出演。撮影現場は俳優と芸人が混在し、堤曰く「最初は探りながら(芸人さんと)別れていたけど、そのうちあっという間に俳優も芸人もぐちゃぐちゃ~ってなって、その辺でお笑いギャーギャーっと聞こえてきたり、何話してんねんやろ。何?何?って、ほとんど男子校みたいなもんになっていた」と活気のある現場を話した。

また、岡村の演技について、堤は俳優の先輩として「抑えた芝居やってはりましたな。よかったですな」とコテコテの関西弁で高評価。

「監督の方から、ちょっと抑えていきましょうかと指示があった」と岡村は打ち明け、堤について「やっぱりあたりまえなんですけど、セリフ一つにとっても、ちょっと違うパターンをこういう感じでとか、監督さんのいう通りにやっていきはるんですね」とセリフに対する表現のバリエーションに感心し、「勉強させていただきました」と恐縮気味。そんな岡村を見て、中村監督が「よかったですよ。岡村さんも、本当に良かったですよ」と声をかけ、「抑えが」と再び強調。客席がドッと湧いた。

最後の挨拶では、岡村が見せ場のシーンがあることを明かし、そのシーンについて「『太陽にほえろ』の名シーンを見ましてですね、自分の中でこうやろ、ああやろと思っておりました。こいつなんで忠臣蔵で『太陽にほえろ』なんだと思っているかもわかりません。見てもらったら、あいつ、あれ、ああそうかっていう風に思われるかも分かりませんので。ちょっと僕的には頑張らしていただきました。それも楽しんでいただけたらなと思っております。」とほのめかし、会場を後にした。

映画『決算!忠臣蔵』は、11月22日(金)より全国公開。(関西ウォーカー・森田直子)

最終更新:11/21(木) 12:47
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