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<試写室>「死役所」重岡大毅&中島歩、お笑いコンビの“永遠の絆”に涙が止まらない

11/20(水) 6:00配信

ザテレビジョン

松岡昌宏主演で、あずみきしの同名漫画を実写化したドラマ「死役所」(毎週水曜夜0:12-0:52、テレビ東京系)。

【写真を見る】夢の大舞台を前に病魔が佐尾(中島歩)を襲い、高関(重岡大毅)は…

本作の舞台は、死後の世界の“シ役所”。職員・シ村(松岡)が、訪れる死者との対話を通して、彼らのこれまでの人生に迫る。今回、11月20日(水)に放送される第6話を「WEBザテレビジョン」は事前に視聴。オリジナルレビューでその魅力を伝える。

お笑い芸人“カニすべからく”の姿が描かれる第6話「カニの生き方」は、原作ファンから人気の高いエピソード。ジャニーズWESTの重岡大毅が、ネタを作る才能はないが万人に愛される高関一文を。高関の相方でコンビの頭脳、佐尾高茲役を中島歩が演じる。

夢を追う中、佐尾は遺伝性の難病を発症。病魔が二人を引き裂く…

■ 第6話あらすじ

病院着姿の佐尾が、シ役所の病死課にやって来る。佐尾は高関と“カニすべからく”というコンビを組む、売れない芸人だったという。「悔いが残っているのでは?」というシ村の問い掛けに、佐尾は生前を思い返す。

――結成10年にしてカニすべからくに、ようやくチャンスが巡ってくる。賞レース「デッドオアコント」の決勝戦出場が決まり、テレビでネタを披露することになったのだ。

このビッグチャンスに、高関は「絶対売れて、二人で番組とかやりたいな!」と夢を語るも、佐尾の表情はどこか浮かない。さらに突然、佐尾が倒れてしまい、高関はつかんだ佐尾の腕の細さに驚く。

そして大会当日。高関は、いつまで経ってもスタジオに現れない佐尾の身に、何かあったのではと不安になる。

■ コロコロ表情を変える重岡大毅

重岡大毅が演じる高関は、さまざまな表情を見せる。喜怒哀楽だけでなく、目を丸くしたり、真剣な表情や焦った顔も。重岡は、眉毛や口元をほんの少し動かして、異なる顔を作り上げる。とりわけ印象的だったのは、“笑顔”だ。

佐尾は、相方の高関にも病気を隠していた。孤独に闘う佐尾に、高関が明るい笑顔を向けるカットがいくつかある。佐尾が思い出すのは、高関の笑った顔ばかり。きっと、高関の笑顔に救われ、励まされてきたのだろう。

重岡自身も笑顔が印象的なアイドルだ。ニカっと白い歯を見せる重岡の笑みは、見ているこちらも顔がほころんでしまうパワーを持つが、本作において、そんな屈託ない笑顔が、物語の切なさをより一層引き立たせているように感じた。

■ 中島歩の視線に感じるコンビ愛

一方、難病を抱える佐尾役の中島歩。重岡が「すごく原作の『佐尾』なんです」と話していた通り、ビジュアルはもちろん、声のトーン、話し方、間などが完璧!原作のイメージそのままで驚いた。

何より、高関への優しいまなざしがすてきだった。相方という特別な存在の高関へ向ける視線。

実写版だからこそ描ける空気感や二人の距離が、そこから伝わってきたし、信頼や友情、深い絆で結ばれていることに説得力を持たせていた。

■ カニすべからくは前を向いて歩きだす

佐尾は自らの病気と向き合い、人を笑わせる“芸人”という道を選んだ。人々の笑顔、高関の笑顔が、彼の生きる糧になっていたのだろう。相方の病気を知った高関の「死ぬまで一緒にコントするぞー!」は、実に感動的な約束だった。

そして…。

“カニすべからく高関”は、一人で舞台に立つ。気丈にネタを披露するが、次第に涙でぐしゃぐしゃに。感情を爆発させた重岡の、“魂の演技”は必見だ。

7月期ドラマ「これは経費で落ちません!」(NHK総合)で重岡は、主人公の恋人・山田太陽を好演し、胸キュン演技で世の女性をときめかせた。本作では、胸が締め付けられる魂込めた芝居で、振り幅の大きさを見せつける。確かな演技力で、どんな役でもリアリティーをもたらす重岡から、今後も目が離せない。(ザテレビジョン・文=10ち)

最終更新:11/20(水) 6:00
ザテレビジョン

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