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北村匠海らが完成報告&ヒット祈願「モヤモヤしたものを抱えた10代のみんなに届けば」<ぼくらの7日間戦争>

11/20(水) 18:35配信

ザテレビジョン

12月13日(金)より全国公開されるアニメ映画「ぼくらの7日間戦争」でW主演する北村匠海、芳根京子に加え、劇中で2人のクラスメートを演じる人気声優・鈴木達央、そして本作のメガホンを取った監督の村野佑太が、11月20日に東京都内で行われた本作の完成報告会見&ヒット祈願に登場した。

【写真を見る】W主演の北村匠海(写真中央)、芳根京子に加え、人気声優の鈴木達央が登場して和やかにトークが展開

「子どもたちが古い石炭工場を秘密基地に、大人から離れて1週間のバースデーキャンプを過ごす」という物語になぞらえ、今回の会見はまるで映画の中に入り込んだような廃工場風のスタジオで行われた。

主人公・守の声を演じた北村は、スタジオの雰囲気に触れ「ワクワクしますね。彼らも映画の中でこんな感じだったんだなぁと実感しています。不思議な感じですね(笑)」とコメント。

ヒロイン・綾の声を演じた芳根も「作品の世界に自分が飛び込めた感じがしますし、とてもうれしいなと思います」と語った。

2人のクラスメート・壮馬を演じた鈴木は「普段僕らはスタジオの中で画面を見ながら想像することが多いので、リアルに何かを用意していただけるというのはなかなかないので、すごくうれしいですね!」と述べた。

また、今作が映画デビューとなった村野監督は、このような会見セットに「映画のロケハンに行ったことを思い出しますね。懐かしい(笑)」とコメント。

今回の作品に込めた思いについて聞かれると「原作やかつての実写映画で育った世代と、主人公の守くんたちと同じ10代の子どもたち、そのもっと下の世代、それぞれの世代でいろんなメッセージを受け取れる映画になっているんじゃないかと思います。

守くんたちは特別な力を持った子どもたちではありません。だからこそ今の子どもたちに向けて、『あなたたちに向けた映画です』と伝えられるものになっていると思います」と語った。

MCから、実写映画「ぼくらの七日間戦争」(1988年)の主題歌、TM NETWORKの「SEVEN DAYS WAR」のアレンジ版が劇中の重要な場面で使用されていることが語られ、その意図を聞かれた村野監督は「主題歌は別の方にお願いさせていただいているんですけど、前作へのリスペクトもありますし、いちファンとして7日間戦争と言ったら『SEVEN DAYS WAR』は欠かせないだろうというのが自分の心の中にあって。いろんなところにお願いして今回実現したので、うれしく思っています」と楽曲への熱い思いを伝えた。

完成版を見た北村も「こうやって語り継がれていくんだなと思いましたね。(実写)映画が88年の公開で、僕が97年生まれなので、生まれていなかった時代の素晴らしい音楽が自分たちの作品に使われているのを聞くと、7日間戦争も『SEVEN DAYS WAR』も、形を変えてこれからも受け継がれていくのかなと感じて、すてきな仕事ができているなと思いました」とコメントした。

芳根も「前回から引き継がれているものがあるっていうのは、1本軸がつながっている気がしますし、この次に出てくる7日間戦争が楽しみです」と語ると、鈴木は「子どもの頃、実写映画を見ていた思い出があります。今回完成したフィルムを見て、曲が流れて来た時に涙がこぼれてしまったんですね。

実写版の詳細を覚えているわけではなかったんですけども、当時の自分も何かを感じながら見ていたんだろうなと思うと、昔の自分とちょっとあいさつしたような感じですね」と、“実写版世代”ならではの思いを語った。

■ お互いの印象は?

今回登場したメンバーの印象について聞かれた北村は「監督はお話した時にとても物腰が柔らかくて、『もう守の声を聞いてるよ』って言ってくださったのが心の支えになりました。その言葉を聞いてきっと温かい現場なんだろうなと思えましたね」と振り返る。

続けて「芳根さんは芯があってすごくいい声だなと思って、現場ではプロの声優さんに囲まれている中で2人で支え合っていました(笑)。鈴木さんにはアフレコのノウハウを何から何まで教えていただいて本当に助かりましたし、声優さんって本当にすごいなと思いました」とコメントした。

一方、芳根は「リハーサルの時に、マイクとの距離も映像を見ながらどうやったらいいのかも分からない時に、監督が本当に優しく指導してくださって、そのおかげでいろんな不安が解消されたので、本番を楽しく迎えられたのは監督のおかげだと思っています。

北村さんとは本当に支え合ってましたね(笑)。鈴木さんたち声優さんはちょっと悩んでいるとそれを感じ取って後ろから声をかけてくださって、皆さんの力があって乗り越えられました」と語った。

鈴木は「最初にオーディションでこの役を頂いたんですけども。お2人と一緒に録れると聞いて、メインメンバーが集まって収録できることって少ないんですね。

音響チームからも、お2人が気持ちよくいつものようにお芝居できるよう、パイプ役をやってほしいとも言われていたので、より現場の空気感を大事にしてやっていましたね。監督たちが話し合っている時間は、芳根さんにおいしいご飯屋さんを聞いたりとかもしてました(笑)」と、アフレコ時のエピソードを明かした。

アニメ好きで知られる北村は、共演者の声優やたまたま通りかかった別作品の声優に対してテンションが上がりっ放しだったらしく、北村は「あの声なんですね……!っていう感じで。アフレコ自体は2日間だったので、“2日間戦争”だったんですけど、“2日間感激”でもありましたね(笑)」とうれしそうに語った。

最後に、鈴木は「ぼくらが精いっぱい積み上げた青春の1ページをぜひ劇場でご覧ください!」とコメントすると、芳根は「歴史のある、たくさんの方に愛されている作品に携わることができて、本当にうれしく思っています。たくさんの方に楽しんでいただける作品になっていると思います」と力を込めた。

そして北村は「小学生の時に小説が図書室にあって、当時、親とか先生に対して抱いていたモヤモヤした気持ちを代弁してくれている作品だなと思っていました。

今回、アニメーション映画に僕が出させていただいているというのは本当にありがたいことだと思っていますし、あの時、小学生だった僕に勇気を与えてくれたように、どこかにモヤモヤしたものを抱えた10代のみんなにこの作品が届いて、語り継いでいってもらえればと思います」とあいさつし、イベントは幕を閉じた。(ザテレビジョン)

最終更新:11/20(水) 18:35
ザテレビジョン

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