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新作を制作中のFUTURAに旧友のNIGO®が直撃!

11/21(木) 18:55配信

Casa BRUTUS.com

互いに深くリスペクトし合うフューチュラとNIGO®。その対話の中に、ふたりに共通するスタンスが垣間見える。

グラフィティーアートの歴史において、フューチュラは誰もが認める偉大な存在だ。グラフィティーの本場ニューヨークで1970年代から独自の作風を確立し、シーンを代表するカリスマとして活躍した彼は、今も現役でアーティストとしての評価を高めている。そんなフューチュラが、東京での約20年ぶりの個展『ジェネレーションZ』の準備のため来日。長年の盟友NIGO®のアトリエを訪問した。ふたりの交流は裏原宿ブーム初期の90年代に始まり、互いにリスペクトし合う仲だ。

20年来の友人と語るFUTURAのビジョン。

─『ジェネレーションZ』はどんな展覧会になりますか?

フューチュラ(以下F)  日本に滞在して制作した、いくつかのテーマに基づく新作のペインティングや立体作品で構成する。ペインティングはシリーズごとに技法を使い分けていて、日本でのインスピレーションを生かしたものもあるよ。展覧会をする場所で作品を描くのは今まで何度もやってきたことだ。もともと長さ20mの地下鉄車両に4時間で作品を描き上げていたから早く描くのは得意なんだ。当時はイリーガルだったから、急がなきゃいけなくってね(笑)。

─NIGO®さんが初めてフューチュラに会ったのはいつですか?

NIGO®(以下N) 96年頃、友人のスケートシングがフューチュラと偶然知り合いになって紹介されました。僕らはフューチュラがやっていたブランドの服を買い漁っていたから、「ヤバイことになったね」という感じでした。

F  アートワークを担当していた音楽レーベル〈モ・ワックス〉の日本ツアーで来日した時、原宿を歩いていたらスケートシングに話しかけられたんだ。NIGO®が彼のブランドのモチーフにしていた『猿の惑星』は、自分も高校時代に観てとても重要な映画だった。すぐに通じ合うものを感じたね。

N  当時は僕も若くて怖いもの知らずだったから、Tシャツを作るためにすぐに絵をオーダーしました。まだちゃんとしたスキャナーもなかったから、写真に撮って、プリントして……。そして2000年に、フューチュラとやはり伝説的なグラフィティーアーティストのスタッシュによる二人展『コマンドZ』を、僕のギャラリーで開催したんです。

F  『コマンドZ』は画期的なエキシビションで、そこからいろいろな変化があった。今回、タイトルを『ジェネレーションZ』にしたのも『コマンドZ』が頭にあったから。そして新しい世代、未来の子どもたちのことを考えたんだ。年を取っても、彼らと一緒に同じものを見て理解する大切さを感じている。今回は息子の13th Witnessの写真作品も展示するよ。

N  『コマンドZ』は当時としてはいろいろ新しいことをしていて、7m以上ある立体作品を作ったりしました。ブライアン(アーティストのKAWS)もまだそういう作品は作っていなかった。

F  Tシャツとスプレー缶をセットで販売したり、そのパッケージがすごく凝っていたり、NIGO®のプロデュースは本当に新鮮だった。そういうセンスやディテールへのこだわりに、たくさんのことを学んだと思う。プロフェッショナリズム、クオリティ、イマジネーション……。ニューヨークに帰ってから仲間たちに「俺たちも東京を見習ってもっとがんばろうぜ」って話したものだ。

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最終更新:11/21(木) 18:55
Casa BRUTUS.com

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