ここから本文です

キャブと最新技術が融合!? ケーヒンとミクニの技術展示にワクワクがとまらない@東京モーターショー2019

11/21(木) 6:02配信

モーサイ

東京モーターショーに行った方、たくさんいると思います。ただ、華やかなコンセプトモデルやニューモデルだけ見て帰っちゃったという人、少なくないんじゃないでしょうか?
ですが「部品・機械器具部門」に、バイク好きがオオッと思ってしまう技術展示が……。

【関連記事】価格はいったいどうなる!? 東京モーターショーで注目のニンジャZX-25Rの販売価格を予想する

クルマに比べ趣味性の高いバイク世界では「キャブならではの乗り味がたまらない!」という声も聞きますが、原付だって、空冷車だってインジェクションが当たり前となっているこの時代に、なんとキャブレターにまつわる技術展示があったんです。

インジェクション車でもFCRキャブの特性を味わえる!?

まずひとつめは、燃料噴射装置などを手掛けるケーヒン。純正パーツのサプライヤーでもありますが、好きな方は「FCRキャブ」でおなじみですね。

そんなケーヒンが展示を行っていたのが「E-FCRコンセプト」。これはケーヒンのレーシングキャブレターFCRの利点を引き継いだ電子制御式スロットルボディで、キャブレターそのもののようにボディ内に燃料が送り込まれ霧化する部品ではなく、空気の量を決めるパーツとのことでした。

展示品は1200cc程度のバイク用を想定しているそうで、形状が楕円形になっているのは、最近のエンジンの吸入ポートの形状に合わせた結果だそうです。実装テストなどの段階ではまだないものの、FCRキャブレターの特性である、高レスポンス化、高出力化が期待できる模様。

さらに2つのボディにつき、1つのモーターで制御しているため、気筒休止システムなどへの対応も可能といいます。まだコンセプトということで、市販に関しては全く未定との返事しか会場ではもらえませんでしたが、訪れる人が「FCR」の名称にひかれ興味深くのぞいていく様子に、ケーヒンでも手応えを感じているように見えました。

高性能キャブTMRを電子スロットル対応に!?

ケーヒン同様に燃料噴射装置などを製造するミクニ。こちらは「TMRキャブ」で好きな人にはおなじみですが、ミクニブースにはなんと6連キャブレターが展示されていました。パネルには「プロトタイプ」と書かれていて、新技術の展示とのこと。
クルマの旧車で定番の日産L型エンジンのヘッドに装着されいていたのは、まさにそのレーシングキャブレター、TMR。説明不要の人も多いかもしれませんが、箱型形状のフラットバルブが特徴の高性能キャブレターです。

ミクニは過去にもモーターショーでクルマの旧車用にインジェクションキットを展示したことがありましたが、今回も「何か面白いことを試したいよね」という社内の声でこの企画が始まったそうです。
ブースに置かれたモニターにはTMRキャブが日産S30型フェアレディZのL型3.1Lエンジンに装着され、実際にクローズドサーキットを走る様子が流されていました。

1/2ページ

最終更新:11/21(木) 6:02
モーサイ

こんな記事も読まれています

あなたにおすすめの記事