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DUCATI Multistrada 950/S「マルチな乗り味を追求して電子制御と足まわりを強化!」(2019年モデル)

11/21(木) 11:51配信

webオートバイ

電子制御を満載したドゥカティADVの真打ち

4台分の機能を1台に。街乗りバイクであり、旅バイクであり、スポーツバイクでもあって、ダートも楽しめる。それがムルティストラーダのコンセプト。そのミドルライン「950」が2019年モデルはフェイスリフトを行い、全体のデザインもアップデートされた。さらに各所をブラッシュアップしたアップグレードモデル「950S」も登場した。

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先代モデルとの大きな違いは、クラッチを使用せずにシフトダウンを行ない、さらに効果的なブレーキングを可能にする「DQS」(ドゥカティ・クイック・シフト・アップ&ダウン)を新採用。その他、「ドゥカティ・スカイフック・サスペンション」や、クルーズコントロール、ボッシュ製の「コーナリングABS」などを装備しているところだ。

ムルティストラーダの真骨頂とも言える「4 Bikes in1」を可能にしたのがライディングモード設定。電子制御でエンジン特性、ABS、トラクションコントロールの介入度、そして場面にあったダンパー特性に変わるセミアクティブサスにより、場面展開に合わせた乗り味に変化させることができる。

950Sはフロントに19インチ、リアに17インチタイヤを履き、スカイフックサスペンションと相まって、市街地の荒れた路面でもスムーズに吸収してくれるので乗り心地がとても良い。特に低速からの軽快なハンドリングは軽快そのもの。そこに上質になった乗り味と、アップグレードされたブレーキ回りの上質な操作感が加わり、ぐっと大人びた印象だ。

さらにモード変更によってサスペンションとアクセルレスポンスが変化し、走りのシャープさが増すような印象だ。先代モデルの950のコンベンショナルなサスも決して悪くなかったが、適宜ダンパーの速度を調整してくれるセミアクティブサスは、ハードブレーキングでも安定感がとても高い。無駄な動きを完全に抑えつつ、路面をしっかり捉えてくれるのだ。

舗装の荒れや朝露で濡れた森の中の道も安心して楽しめた。ムルティシリーズのなかでもぐっと魅力的な一台となった950シリーズ。これで上位モデルの1260より価格は80万円以上安い設定だ。これはムルティシリーズの真打ち登場と言えるだろう。

松井 勉

最終更新:11/21(木) 11:51
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