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アストンマーティン初のSUV「DBX」にいち早く迫る! 驚くほど快適&ラグジュアリーだった!?

11/21(木) 19:04配信

GQ JAPAN

まるでDB6みたい!

さる11月20日(水)、中国の北京でアストンマーティン「DBX」が正式に発表された。創業106年を誇る英国の老舗サラブレッド・スポーツカー・メーカー初のSUVがついに姿を現したのだ。

翌21日(木)、ここ日本でも東京・青山にあるアストン・マーティン東京のショウルーム2階で、そのDBXがプレス関係者にお披露目された。

初めて見る“ナマDBX”は、まるで「DB6」みたいだ、と筆者は思った。

『007』の愛車「DB5」の次のモデルである。ふっくらとしたボンネットとツリ目のヘッドライト、その下のアストン伝統のグリルからなるフロント・マスクは、ボディ色にグリーンが入っているせいもあって、ゴジラみたいだ、とも思った。リアは、それこそDB6のようなダック・テイルになっていて、ゴジラのしっぽを思わせもする。

スタイリッシュでありながら、いい意味での既視感があって、それが親しみやすさにつながっている。ゴジラは筆者の個人的な印象だけれど、DB6は開発陣も意識していた。

プレス・リリースに、「設計の過程でDB6をトレーラーに載せて、エアロダイナミクスのテストをおこなった」という旨の記述がある。レトロがちょっぴり入ったラグジュアリーSUVのスポーツカー、というかスーパーカーというか、というデザイン・コンセプトは新しい。

小さく見えて意外とデカイ

全長×全幅×全高は5039×1998×1680mmもある。全幅はボディのみの数値で、ドラ・ミラーを含めると2220mmに達する。ホイールベースも長くて、3060mmもある。ポルシェの「カイエン」が2895mm、ベントレーの「ベンテイガ」だって2995mmで、3メートルを切っている。DBXは小さく見えるけれど、じつはものすごくでかいのだ。

プラットフォームは、アストンマーティンが2000年にジュネーブで発表した「V12ヴァンクイッシュ」以来、得意としている接着アルミニウム構造で、DBX専用に開発された。4ドア+リア・ゲートのボディはアストン初の5人乗りを実現している。

エンジンは、「DB11」と「ヴァンテージ」に搭載されている4リッターV8ツインターボの最新版で、510psの最高出力は550psに、625Nmの最大トルクは700Nmに強化されている。

ギアボックスはトルク・コンバーター式の9速オートマチックで、電子制御のセンター・デフを介して、4輪を駆動する。リアのデフは電子制御LSD(eデフ)が組み込まれており、左右リア・アクスル間でトルクを正確に配分する。

0-100km /h加速は4.5秒、最高速度は291km/hに達する。車重2245kgのSUVとしては驚異的な性能というべきだろう。ちなみに、直接のライバルと目されるポルシェ「カイエン ターボ クーペ」は、それぞれ3.9秒と286km/hを主張している。カイエンのほうが、車重がちょっと軽いことにくわえて、最大トルクが770Nmと、1割強力なことが優位点だけれど、8速と9速のギアリングの違いもある。あくまで参考数値ととらえるのが大人の態度ではあるまいか。

サスペンションは前:ダブル・ウィッシュボーン、後ろ:マルチリンクで、アダプティブ・トリプル・チャンバー・エア・サスペンションをスプリング代わりに備えている。このエア・サスは190mmの最低地上高を50mm下げたり、45mm上げたりすることができる。その一方、スポーツカーのようなハンドリングを実現すべく、最新の48Vエレクトリック・アンチ・ロール・コントロール・システムと電子制御の可変ダンパーが組み合わされて、コーナリング時のロールを抑制する。

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最終更新:11/21(木) 19:04
GQ JAPAN

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