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子どもを叱り続ける“負の日常”から抜ける方法

11/21(木) 5:35配信

東洋経済オンライン

※石田勝紀先生へのご相談はこちらから

中1の息子のことで相談です。私は働いているのですが、帰ってくると勉強はしていない、ゲームばかりしています。「宿題はやったの?」と聞いても返事もしません。
思春期だとは思いますが、このままだと、大変なことになるような気がして心配でなりません。しまいには叱るという状態で終わってしまいます。かといって、私がいつも見ていることもできないため、どうしたらいいでしょうか。
(仮名:平山さん)

■「叱り続ける」という負のループに陥る理由

 平山さんのような相談は、全国から後を絶ちません。たくさんの相談メールを連日いただきますが、その中でも、このような相談は非常に多いものです。

 叱ること自体は悪くありませんが、叱り続けることによって問題が深刻化していきます。叱り続けている状態ということは、叱っている行為自体に効果がまったくないということを意味します。

 効果がないのだから別の方法をやってみればいいのでしょうが、日々忙しい家庭では、それを考えるゆとりもなく、また同じパターンを繰り返すということになってしまうことが少なくありません。

 叱り続けている親の側も、そのうち叱り続ける自分に嫌気がさして呆れかえってしまうか、イライラが日々募っていき、ささいな出来事で爆発するということもあり、これらの状態は健全ではありません。

 「もし、こういうイライラがなくせたら、どんなに毎日が楽になるだろうか」と思いつつも、昨日とまた同じ今日を送ってしまうのではないでしょうか。

 叱り続けても変わらないのに、叱るという謎、もはや叱ることがルーチンワークとなり、習慣化されてしまい、そのループから抜け出ることができなくなってしまっている家庭もあります。

 筆者はこれまで、「子どもを叱り続ける人が知らない6つの原則」として、以下のことをお伝えしてきました。

【第1原則】―自分とまったく同じ価値観の人はいない
【第2原則】―強制されたことは、やらないか、やったとしても面従腹背となる
【第3原則】―人間には最低3つの長所がある
【第4原則】―親の成長は止まっているが、子どもは成長している
【第5原則】―「怒る、叱る、諭す」の3つを使い分ける
【第6原則】―子どもの精神年齢と実年齢は異なる

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最終更新:11/21(木) 5:35
東洋経済オンライン

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