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小学校のPTAは子供のいじめと少子化を加速させる/ひろゆき

11/21(木) 15:55配信

週刊SPA!

―[ひろゆき連載コラム「僕が親ならこうするね」]―

子供のいじめと少子化を加速させるPTAのおかしさ

 40年以上前から少子化が問題視されている日本ですが、ご存じのとおり一向に改善していないどころか悪化しています。そして、その少子化が、日本の子育てに影響を与えているような気がします。

 例えば、「電車にベビーカーを持ち込んだら、舌打ちされた」みたいな話がありますよね。少子化が問題だと思うなら、周りに迷惑かけることに萎縮せず、「あやして、静かになるならやってみてください」と開き直ったほうがいいのですが、なかなかできないものですよね。

 これは、子供が少ないことで「子供を電車に連れていくのが非常識」みたいな謎ルールができてしまったからじゃないかと思うのですよ。

 もし子供が多かったら、子供が電車に乗るのも当たり前だし、いくらあやしても泣き喚き続けるのも当たり前という認識になるので、子育ての苦労も減ると思うのですね。

 そうすることで少子化は徐々に解消されると思うのですが、それ以外の少子化の大きな要因に、経済的な問題があったりもします。

 経済的な理由から夫婦共働きで子供を育てようとしても、残業があったり保育園が確保できなかったりとかの問題もありますよね。

 しかも子供が小学校に入るとPTAに自動的に加入することになって、活動の義務を負わされたりもします。PTAは、学校の草むしりや掃除などの活動への参加が義務だとか、一回は役員を務める必要があるみたいな暗黙の了解があります。

 加えて、公務員の先生に合わせるからか、平日昼間にPTAの会議が行われたりします。

 参加するには仕事を休む必要があるわけですけど、強引に会社を休めば将来責任のある仕事とかに就けなくなるので、「子供はもう少し後に……」と考えざるを得ないですよね。そうなると出産が高齢化して少子化がさらに進むわけです。

 フランスやアメリカでは、PTAは参加したい人が参加するための組織で、PTAが存在しない学校もあるそうです。学校の掃除ならお金を払って業者に頼めばいいし、イベントにお金が必要なら修学旅行費のように積み立てればいいだけですしね。

 日本でもPTAへの強制加入は違法ですけど、実際には白い目で見られたり、子供のいじめにもつながったり、またはそうやって脅されたりするわけですね。

 PTAはクリスマスとか餅つきとか、外注するとお金がかかるイベントをやってくれたりとメリットもある存在ではあります。でも、その裏にある暗黙の了解は問題だったりします。

 それなのに、「今まで、ずっとこれでやってきたから」という謎のルールで、違法行為が続いたり学校が黙認していたりするのが、日本文化のスゴイところだったりします。

 これが、共働きでの子育てが当たり前の世の中になれば、PTAの会合が20時から始まるとかに改善されていくと思うのですね。実際に共働きや婚外子の多いフランスではPTAの会合が20時ぐらいから始まることが多いみたいです。

 という感じで、本当に子育てを支援し、少子化を解消したいのであれば、会社を休んでまで参加しないといけないPTAのあり方を変えて、参加の有無を選べるようにするとかの措置が必要なんじゃないかと。

 そのためには、複数人でPTAに加入せず、「PTAの未加入も普通」という感じの流れにするしかないと思うんですよね。本来であれば、国や自治体がそういうことを率先して推進していくべきだとは思うんですけどねぇ……。

―[ひろゆき連載コラム「僕が親ならこうするね」]―

【ひろゆき】
西村博之(にしむらひろゆき)’76年、神奈川県生まれ。フランス在住、たまに日本。2ちゃんねる・ニコニコの元管理人で、英語圏最大の掲示板サイト『4chan』現管理人。SPA!誌面にて11年間にわたり「ネット炎上観察記」を連載。近著に『自分は自分、バカはバカ』(SBクリエイティブ)など

日刊SPA!

最終更新:11/21(木) 15:55
週刊SPA!

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