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はんこ大臣ほか、官僚からの評価が低い現役大臣たちの実名

2019/11/22(金) 7:00配信

NEWS ポストセブン

◆失言で重要法案を飛ばした北村地方創生相

 新閣僚随一の“失言大臣”が北村誠吾・地方創生相。地元のダム建設をめぐって「誰かが犠牲に」と発言して物議をかもしたと思うと、台風15号の被害が広がるさなかに、「(地方創生は)前の台風で無残にもひっくり返るような根の張り方ではない」と発言。国会質問が外部流出した問題については、内閣府から直接漏えいしたことが判明すれば「責任を取る」と断言、官邸に叱られて「辞任するという意味ではない」と釈明に追われた。

 役所側にも被害が及んでいる。最先端都市づくりのための「スーパーシティ法案」(国家戦略特区法改正案)の国会提出が見送られたのだ。

「今国会に提出する方針だったが、担当は規制改革担当相を兼ねる北村大臣。ただでさえ失言が多い大臣を答弁に立たせるのは不安が大きい」(内閣府官僚)と、“役に立たない大臣”のレッテルを貼られている。

◆「印鑑とデジタルの調和」掲げる竹本IT担当相

「USBは穴に入れるらしい」発言で世界を笑わせた桜田義孝・元サイバーセキュリティ担当相は記憶に新しい。

 現内閣ではIT担当相の竹本直一氏(クールジャパン戦略担当相を兼務)が役人に不安がられている。竹本氏は「はんこ議連」会長の“アナログ派”と見られているが、本人は「印鑑とデジタルの調和」を打ち出してこれまた世界を驚かせた。

 失言が心配されている1人でもあり、安倍政権肝煎りの官民ファンド「クールジャパン機構」が179億円の累積赤字を抱えていることを国会で追及されると「成功するものもたくさんあるが失敗するものもある」と答弁して大紛糾、「案の定」と役人を嘆かせている。前出・古賀氏が語る。

「安倍首相は重視する外交と防衛、憲法以外はどうでもいいんでしょう。関心のないポストの大臣は誰でもいい。今回の改造も入閣待機組にポストをバラ撒いたような印象で、だからこそ官僚は大臣を見下している」

 高学歴のエリート官僚は、“反東大”の安倍政権を「神輿は軽くてパーがいい」と見ているようなのだ。

※週刊ポスト2019年11月29日号

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最終更新:2019/11/22(金) 8:54
NEWS ポストセブン

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