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ホークス王貞治会長も密着マーク!高校通算97発、黒瀬健太への金言。

11/22(金) 11:16配信

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 日本シリーズの再戦が秋の宮崎で行われ、ホークスがまたも完勝した。

 11月14日、サンマリンスタジアム宮崎で行われた若手主体の練習試合。ホークスが8-4でジャイアンツに打ち勝った。

【秘蔵写真】ヤンチャそうな吉田輝星に中田翔&森友哉、ゴツい平田に細い浅村、根尾、藤浪の大阪桐蔭時代。

 前回の当連載「野球のぼせもん」で紹介した砂川リチャードが4番バッターに座り、5回2アウト二、三塁で巨人19歳右腕の直江大輔のスライダーを強振。「高く上がり過ぎたと思ったけど、結構スタンドの奥まで飛んでくれました」と胸を張る大きなアーチを左翼ポール際へ運んだのだった。

 地元スポーツ紙の「西日本スポーツ」では4番起用が決まった時も3ページ目を丸々使って大きく報じていたが、この一発の翌日、さらに2日後にも「王会長砂川キング指令」と大見出しを打って2度も一面記事に抜てき。ホークスファンの中ではちょっとした“時の人”として扱われている。

 「リチャードばっかり目立っているんで、ちょっと悔しいですよね」

 サンマリンスタジアム宮崎のダグアウトで道具を片づけながら、記者に囲まれる砂川をちらっと横目に見て呟いたのは、同じ右打ち内野手の黒瀬健太だった。冗談っぽい口調で顔は笑っていたが、内心は本当に悔しかったはずだ。

チャンスというより、危機感。

 黒瀬はこの試合で、砂川より先に本塁打を放っていた。4回2アウト一、三塁から今季一軍で8試合に登板した大江竜聖の高め直球をタイミングよく振りぬき、力強い打球を左翼席中段へ叩き込んだ。

 「この試合、僕にとってはチャンスとかではない。とにかく打たないといけないと思っていました」

 4番に起用されて「緊張しました」と笑っていた砂川に対し、黒瀬からひしひしと伝わってきたのは後がないという危機感だった。

歴代3位の高校通算97本塁打。

 将来の超スラッガー候補。2015年のドラフト5位で初芝橋本高校から入団した黒瀬には、誰もが明るい未来を期待した。高校通算97本塁打。清宮幸太郎(ファイターズ)が早実時代にそれを超えていったが、それでも現在でも歴代3位の記録を誇る。

 しかしプロの壁に悩まされ、3年目だった昨年の二軍戦でも打率1割3分、1本塁打、7打点の成績しか残せずに戦力外通告を受けた。今季は背番号を「126」に変えて育成選手としてシーズンを戦った。

 今季も目立った成績を残せたわけではなかったが、野球に取り組む姿勢は見ていて明らかに変わった。

 「2年目くらいまではアレコレやらされている感じだった」

 のんびり屋の性格が邪魔をした。今季は打撃フォームを自ら模索して作り上げた。一時コーチと衝突したこともあったが、それだけ自分の中に強い信念が出来た裏返しでもあった。

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最終更新:11/22(金) 11:16
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