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違法薬物で逮捕…女性留置所での生活とは?「全裸で屈伸させられる」

2019/11/22(金) 8:54配信

週刊SPA!

 女優の沢尻エリカ容疑者が合成麻薬「MDMA」を所持していたとして逮捕された。11月16日に“女性留置所”のある東京都港区の東京湾岸署に移送されたという。沢尻容疑者は今、そこで何を思い、どう過ごしているのだろうか――。

⇒【写真】留置所で書いていたノート

「東京23区に女性留置所があるのは湾岸、原宿、西が丘の三カ所しかありません。そのうち私は、湾岸と原宿の二カ所に入っていた経験があります。女だけの生活はツラかったです。ずっと男に囲まれて生きてきたので……。設備、食事、警察官の質など、総合的にいちばん良かったのが湾岸でした」

 こう話すのは、かつて“17歳の黒ギャル社長”として多くのメディアで取り上げられたKONOMI(園田 好)さん。現在21歳だ。彼女は覚せい剤取締法違反と大麻取締法違反の容疑で逮捕され、2018年9月25日から12月19日まで留置所に入っていた。

 女性留置所での生活について一般的にはあまり知られていない。実際どのようなものなのか、今回はKONOMIさんに話をうかがった。

留置所内はほとんど外国人「部屋で唯一の日本人だった」

 留置所(※正式名称は「留置場」)は警察署内に設置されており、刑事事件の被疑者(容疑者)が逃走したり、証拠隠滅したりすることを防ぐため、一時的に身柄を拘束しておく施設。そこで警察の取り調べや捜査が行われる。

「最初にピアスなどのアクセサリーが外され、タトゥーも隅々までチェックされます。出るときにタトゥーが暗号として使われないため、その後に特定しやすいためですね」(KONOMIさん、以下同)

 衣服や財布、スマートフォンなどの所持品はすべて施設に預けることになる。ブラジャーを付けることは許されず、上下スウェットという格好に着替えさせられた。名前は番号で呼ばれ、KONOMIさんは「659番」だったという。留置所は別名“ブタ箱”とも言われているが……。

「当初は汚いというイメージもあったのですが、意外と綺麗で驚きました。生活は規則正しいもので、朝起きる時間や本を読む時間など、すべてがきっちりと決められています。運動の時間では、実際には走ったりスポーツをしたりせず、外の空気を吸い、髪をとかしたり、爪を切ったり。お風呂は5日に1回しか入れませんでした。夏は3日に1回は入れるようですが」

 前述のとおり、女性留置所は東京23区に三カ所しかないため、どの部屋も埋まっている状態だった。どんな人たちがいたのだろうか。

「女性の場合は人数がパンパンで、拘置所にいくまでの待機でも使われています。私は約3か月入っていましたが、留置所にしては長かったこともあり、いちばん若いのに古株で姉さん扱いでした。とはいえ、なかには半年という人までいました。

 意外だったのは、薬物で逮捕された人は少ないということ。騙されて詐欺の片棒を担がされてしまった人が多かったですね。私のなかでは『悪いこと=薬物』だったので、詐欺や窃盗はありえないと思っていたけど、実際は逆だった。やっぱり、自分もやっていたから薬物の人は健康診断のときに見ればわかりましたね。

 また、収容されているのは7割ぐらいが外国人で、日本人は少ない。マレーシア、ベトナム、フィリピン、中国、ルーマニア、ロシア……。ひと部屋あたり4人から5人。同じ罪状と同じ国籍の人は同部屋になりにくい。出所後、仲間にさせないためだと思われます」

 KONOMIさんは部屋で唯一の日本人だった。外国人ばかりだが、警察官に英語ができる人は少なかったという。

「留置所のなかでは警察官を“担当”と呼びます。基本的に日本語以外は使用禁止、担当がわからない言語を話してはなりません。ただ、日本語が理解できずに困っている外国人も多く、そんなときは私が仲介に入ってあげることもありました。そこまで英語が話せるわけではありませんが、なんとなくフィーリングで伝わるというか……」

 外国人たちは言葉がわからず、先行きが見えないなかで不安に苛まれていたという。そんななかで、会話ができる限られた時間では自ら盛り上げ役を買って出た。

「彼女たちと過ごすなかで気づいたことは、国境を越えて話せる共通のテーマは“SEXと音”。抑制された生活でだれもが欲求不満になる。警察は全員が女性で、朝の点呼のときだけは男性がくるのですが、たとえおじさんでも男性フェロモンを感じてしまうぐらい。取り調べ中ですら発情しちゃって。そんななかで『とりあえずSEXしたい』と言えば、みんなに笑ってもらえた。

 あとは、クラブミュージックを口ずさんで踊ったり。あまりに盛り上がりすぎて何度も担当に怒られましたが(笑)。そうやって悲しんでいる人たちを元気にしようと思っていましたね。あまり言葉は通じなくても、やっぱり人と人は最終的に心のつながりなんだなって」

 沢尻容疑者も今頃は外国人に囲まれて過ごしているのだろうかと思ってしまうが、有名人はひとりで独居房に入ることが多いという。KONOMIさんが留置所に入っていた期間は、ちょうど元有名アイドルグループの人もいたそうだ。

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最終更新:2019/11/22(金) 8:54
週刊SPA!

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